魔女の宅急便

魔女の宅急便の声優は変わった?高山みなみの二役はなぜ?

魔女の宅急便 声優
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1989年7月に公開された、宮崎駿監督作品『魔女の宅急便』。

見習い魔女キキの成長を描くストーリーで、興行収入21億円を超えた大ヒット作品ですね。

映画が大ヒットした背景には、声優陣の影響も大きいかもしれません。

今は、ベテランの声優さんばかりだよね。

『魔女の宅急便』の声優は変わった、といわれているようですが、実際はどうなっているのでしょうか。

そして、キキ役の高山みなみさんが、二役なのはなぜか…。

えっ、なんで二役なんだろう、ほかにいなかったのかなぁ。

登場人物の“声”を担当する声優は、アニメーションにとって欠かせない存在。

その声優が変わった理由と、高山みなみさんが二役であるのはなぜか、調査します!

【魔女の宅急便】声優は変わったの?

『魔女の宅急便』の声優は、変わったのではなく、決まらなかったというのが正しいかもしれません。

キキに合う人が、いなかったってことだね。

キャラクターごとに声優オーディションが行われたそうですが、最後まで主人公のキキ役が決まらず、困っていたそうです。

声があってこそのアニメーションですから、誰でもいいというわけにはいきませんよね。

声のイメージって大事だもんね。

では、どのようにしてキキ役が決まったのか、詳しく見ていきましょう。

キキ役はどうやって決めたのか調査!

主人公キキの声を担当したのは、高山みなみさん。

最後まで決まらなかったキキ役は、どのようにして決まったのか、ネット上では2通の説がありました。

キキのオーディションを受けて合格した

当初キキ役は、キキの年齢に近い女の子を選ぶ予定でいたそうですが、オーディションでも見つからず、困っていたのだとか。

オーディションで見つからなかったら、どうすればいいんだろう。

そこで、年齢は違うけれど、オーディションを受けてみた高山みなみさんが大抜擢され、キキ役を勝ち取ったとされる説。

とりあえず声を担当したらキキにピッタリだった

キキ役が決まらずにいましたが、ほかの登場人物の声を録音しなければ、作業が滞ってしまいます。

ですが、主人公がいないと録音しづらい…、そこで高山みなみさんが代役としてキキの声を担当。

相手がいないと、演技しづらいもんね。

意外にも、この声がキキにピッタリだと、ほかの共演者からの強い推薦で決まったとされる説。

今現在の高山みなみさんといえば、人気アニメ『名探偵コナン』のコナン役などで知られるベテラン声優。

知ってる!忍たま乱太郎の“乱太郎”もそうだよね♪

どちらで選ばれたとしても、新人だった当初から声優として光るものがあったのは、間違いないですね♪

ジブリが声優を使わないのはなぜ?

ジブリがプロの声優を使わないのは、わざとらしい声を出すところが、気に入らないのだとか。

その言い方は、ちょっとひどくないかな。(怒)

宮崎駿監督は、「声優は娼婦のような声を出す、話し方や声のトーンなどが普通すぎて物足りない」とコメント。

実際に、1997年に公開された『もののけ姫』以降の作品から、声の担当は俳優中心になりました。

確かに、俳優が担当した声は、棒読みではありますが、素朴でリアルな感じがします。

あまりにも棒読みすぎて、びっくりするときがあるよね。(汗)

ですが、プロの声優が担当する声は物語に入り込みやすく、安心して見ていられる、という意見が多くあるのも事実。

宮崎駿監督の、声優を批判するようなコメントに対して、かなりの物議をかもしているようです。

悪口にしか聞こえないんだよなぁ…。

監督としてのこだわりがあるのかもしれませんが、『声優』という職業をけなすような発言は、残念でなりません。

【魔女の宅急便】高山みなみの二役はなぜ?

すでにウルスラ役に決まっていた高山みなみさんでしたが、キキの声にも大抜擢

急に主人公の声を任されることになって、驚いただろうね。

ところが、キキ役は決まったものの、今度はウルスラ役がいなくなってしまうことが懸念されました。

ですが、どちらの声にも高山みなみさんの声が必要だと判断され、最終的に二役を演じることに。

当時はまだ新人だったのに、凄いよね〜。

なかなか決まらなかったキキ役を高山みなみさんに決めたのは、声が合っていただけではなく、もう少し深い理由があったのではないかと言われています。

詳しく解説していきますね!

キキとウルスラには共通点があった!

キキとウルスラの大きな共通点は、高山みなみさんが一人二役を演じているということ。

そのせいか、他人であるはずの二人が、とても深いところで繋がっているような、不思議な関係に見えましたよね。

ほかにも共通点があるんだよ!

  • 親元を離れての生活。
  • 自分でお金を稼いでいる。
  • 夢をあきらめず強く生きる。

落としたぬいぐるみが縁で出会った二人は共通点が多く、すぐに打ち解けていたのが印象的でした。

運命的なものを感じるよねー。

宮崎駿監督が、「あの人も、魔女じゃないかと思うんだよね」と発言したことから、実はウルスラも魔女だったのではないかと、新たな共通点も。

だとすると、二人の出会いは偶然ではなく、必然だった可能性がありますね。

ウルスラはキキの成長した姿って本当?

ウルスラはキキの成長した姿で、同一人物を描いているのではないかと言われています。

確かに、物語の中でウルスラの名前が呼ばれることはありませんし、エンドロールにも出てきません。

えっ、じゃあ本当に同じ人ってこと!?

キキにとって大事な存在であるはずなのに、名前が出てこないのは不自然に見えます。

やはりキキが成長した姿が、ウルスラであることを匂わせていたのではないでしょうか。

そして、一時的に魔法が使えなくなったキキが、ウルスラに励まされるシーンは、たくさんの人の心に響きましたよね。

うん、頑張ろうって思えたよね!

あの言葉は、ウルスラが過去の自分(キキ)を励まし、キキは未来の自分(ウルスラ)から励まされているという、二人の人生が重なった瞬間でした。

高山みなみさんがこの二人を演じることになったのは、はじめから宮崎駿監督の思惑があったのではないかと、思ってしまいますね。

まとめ

『魔女の宅急便』の声優は変わったのか、高山みなみさんが二役を演じることになったのはなぜか、調査しました。

声優が変わったのではなく、なぜかキキ役の女の子が見つからなかったんですね。

キキと同じくらいの女の子を探していたんだよね。

結果的に、すでに役が決まっていた高山みなみさんをキキ役に抜擢、ジブリ作品ではめずらしい一人二役を演じることになりました。

今でこそベテラン声優の高山みなみさんですが、その才能にいち早く気づいていたのが、宮崎駿監督だったのですね。

さすが、宮崎駿監督だよねー。

『魔女の宅急便』が2024年3月22日、日本テレビの金曜ロードショーに登場します!

キキとウルスラの関係にぜひ注目して見てくださいね♪

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