風立ちぬの声優が酷いと言われる理由は?台本棒読みで下手すぎの声!
風立ちぬの声優が酷いと思う人が多く、話題となっています。
台本が棒読みで下手すぎるという理由から、違和感を感じるようですね。
感情がないように感じるのかな?
この記事では、
- 風立ちぬの声優が酷いと言われる理由は?
- 台本棒読みで下手すぎの声!
についてお伝えします。
Contents
風立ちぬの声優が酷いと言われる理由は?
庵野秀明監督が「風立ちぬ」で声優やった時、主題歌「ひこうき雲」を歌ったユーミンに楽屋で「いつかVoyagerを自分の映画で使わせて欲しい」と快諾を貰ってたそうで。実際Voyagerをシンエヴァで使ったわけだけど、庵野監督の中で快諾を得た時から使うのを決めてたなら凄すぎる。#風立ちぬ #シンエヴァ pic.twitter.com/axq4wU2dzO
— てんげるまん🌀tengelmam (@fcbliebe1900) August 27, 2021
棒読みで酷いと言われている声優は、主人公の堀越二郎役である庵野秀明さんです。
プロの声優ではなく、アニメ監督として活躍しているのが広く知られていますね。
有名なアニメの監督だよ!!
庵野監督の棒読みのように淡々と話す特徴から、感情が分からず感情移入できないと言われてしまうようです。
なぜプロの声優ではなく、素人の庵野監督が起用されたのか気になりますね。
それは宮崎駿監督きっての要望だったようなので、詳細を調べてみました!
宮崎駿監督の意図を追求
宮崎駿監督ジブリ映画風立ちぬビデオ観てます。なぜ、主人公の声を庵野さんにした意図がわかりません。やはり上手くないから。 pic.twitter.com/j7oC8Plsun
— 昭和生まれのみやちゃん (@BR4fs) September 23, 2023
庵野秀明監督を採用したのは宮崎駿監督です。
庵野監督はあまり乗り気ではなかったようですが、宮崎駿監督の懇願により実現しました。
二郎の声優へのキャスティングの際、素人くささや人間味のなさを条件に挙げていたようです。
ロボットみたいだね…
無感情な主人公を表したいという意図があっての条件でした。
棒読みで感情が分からないという意見もありますが、実はそれがねらいだったということです。
何を考えているのかが分からないと否定的な人も多いですが、何を考えているのかを感じ取ってほしかったのかもしれません。
二郎の気持ちを汲み取ってあげてね。
実際に、二郎のキャラクターにはまっていて良かったと感じる人もいます。
一方で、棒読みで下手すぎるという厳しい意見も多く見られました。
起用の決め手は上手いかどうかではなく、キャラクターに合っているかが重要なポイントなのです!
庵野秀明監督を抜擢した理由
#風立ちぬ 主役・堀越二郎の声をアフレコする庵野秀明さん。宮崎駿氏から直々の大抜擢。「風の谷のナウシカ」で原画を描いて以来の付き合いで断れず。宮崎氏からは「うまくやろうとしなくていい。いい声だからでなく存在感で選んだのだから、それを出さなくてはならない」とアドバイスされたそうです。 pic.twitter.com/vnPKvuYFgm
— ひぞっこ (@musicapiccolino) August 27, 2021
宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーは堀越二郎について、「頭が良すぎて口数の少ない人」と分析しました。
そして二郎はよくしゃべる性格ではないため、ぼそっとしゃべっても存在感があることが重要でした。
二郎の人物像と庵野監督の人柄が重なり、オーディションに声をかけたようです。
なんで庵野監督が候補に上がったんだろう?
庵野監督は風の谷のナウシカの原画スタッフとして携わったこともあり、候補として名が上がりました。
二郎のセリフを読み上げると、無感情なしゃべり方が二郎のイメージとぴったりだったようです。
宮崎駿監督は庵野監督について、「声に何を考えているか分からないところが良い」と大絶賛でした。
そう言われると魅力的に感じてくるね♪
そして、庵野監督を起用した理由がもう一つあります。
宮崎駿監督曰く、庵野監督が現代で一番傷つきながら生きている感じをもっていて、それが声に出ているとのこと。
庵野監督の生き方が二郎と共通している点も、大きな決め手になったのかもしれませんね。
【風立ちぬ】台本棒読みで下手すぎの声!
『風立ちぬ』で堀越二郎の声聞き覚えあるなあと思ったらやっぱり滝野秀明がやってたのか
— ほとんどちゃん (@b_almost_) June 20, 2021
キャスティング絶妙すぎるなw pic.twitter.com/nmhDu9KPuE
庵野監督は声優を務めるのが初めてなので、感情的な表現は得意ではないと思われます。
しかし、その素人っぽさが二郎のキャラクターにぴったりだということで、庵野監督が二郎役に抜擢されました。
まさかのキャスティングでビックリだね!
起用理由とは裏腹に、素人っぽさが棒読みで下手と言われる原因となってしまいました。
なぜ、素人を起用したのか深堀りしていきたいと思います。
素人を起用した理由を深掘り!
夢を形にしていく仕事をしているところが、堀越二郎と自分との共通点だと語る庵野秀明さん。役作りはせず素のままの声で演じたら宮崎駿監督が笑顔を見せてくれたので、その感覚は間違っていなかったと感じたそうです☺️#風立ちぬ #金曜ロードショー #スタジオジブリ pic.twitter.com/GZx2lXiaZ7
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 27, 2021
庵野監督の抑揚のない棒読みで、感情が感じられないところが下手と言われています。
なぜ感情を見せない必要があったのか、二郎の性格について追及してみました。
二郎の性格と棒読みがマッチするのかな?
実の妹には冷たい態度で接し、飛行機のことに頭がいっぱいで菜穂子のお見舞いにも行かない二郎。
会議のようなシーンでは二郎のセリフで、みんなが笑っているのに表情を変えずに無感情です。
周りからは、二郎はそういうキャラとして通っているということなのでしょう。
真面目すぎるいじられキャラみたいだね。
真面目で感情が分からない二郎は、感情的に表現すべきではないことが分かります。
庵野監督の下手に聞こえてしまう棒読みこそが、二郎の人格を表すのに最適だったのでしょう。
感情豊かなプロの声優では出すことが難しい素人っぽい感じは、庵野監督にしか出せなかったのではないでしょうか。
庵野監督の声優ぶりに賛否両論
風立ちぬ
— こーじ (@wagamiti1987) February 23, 2023
主に主人公の声がダメだって言われてるけど自分は気にならんし主人公の感じと合ってるとさえ思ってる
#みんなはダメだって言うけど自分は良かった映画 pic.twitter.com/G9DfvKBJ4J
否定派からはセリフに感情の起伏がなく、棒読みのように聞こえるという意見が多く見られました。
死をテーマにした映画であるにも関わらず、感情移入できないのがモヤモヤするのかもしれません。
これを味と捉えるか下手と捉えるかは、好みの別れるところです。
味があると思うな~♪
賛成派からは、落ち着いた渋い声が二郎のキャラクターに合っていたという意見が多かったです。
また、聞いているうちに段々と慣れてくるという意見もありました。
後半になるにつれて庵野監督が上手くなってきて、感情が分かりやすくなったようです。
庵野監督の成長だー!
しかし宮崎駿監督にとっては、庵野監督が上手くなってしまうのは誤算だったのだとか。
「庵野が上手くなってしまった」と嘆いていたそうです。
宮崎駿監督の最後まで感情を見せたくなかったという徹底ぶりがすごいですね。
『風立ちぬ』をスマホやパソコンで観る方法
ところで、『風立ちぬ』をスマホやパソコンで観る方法があるのはご存知ですか?
ジブリ作品って日本じゃ著作権の絡みでツタヤとかゲオのレンタルでしか観れないんじゃないの??
そうなんです。ジブリ作品は日本国内で放送権を持っているのは「日本テレビ」だけなので、動画配信サービスでは配信できないんですね。
ただし、それは日本国内での話であって、実は海外のNetflix (ネットフリックス)だとジブリ作品が見ることができます!
それって大丈夫なの?
もちろん、大手のVPNサービスを使うので危ないどころか、ITセキュリティスペシャリストから高い評価を得ているサービスなので安心して『風立ちぬ』を観ることができます♪
詳しいことは、こちらの記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
\日本№1最速のVPNだから安心!/
まとめ
二郎の妹・加代とのシーンでなかなか“お兄さんらしい”声を出せなかった庵野秀明さん。そこで急遽、加代役の志田未来さんのアフレコ時に庵野さんも同席して一緒のシーンを🎙収録することに。するとすんなりとお兄さんらしい声になったのだそうです😊#風立ちぬ #金曜ロードショー #スタジオジブリ pic.twitter.com/f8eAOVKNDK
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 27, 2021
風立ちぬの声優が酷いという意見もありましたが、二郎らしさが出ていたという意見もありました。
台本が棒読みで下手すぎと言われていますが、それは宮崎駿監督のねらいだったようです。
二郎の雰囲気とマッチしていた気がするよ。
- 風立ちぬの声優が酷いと言われる理由は?
- 感情的ではなく違和感を感じるから。
- 台本棒読みで下手すぎの声!
- 感情が分からない素人っぽさが、二郎のキャラクターには最適だった。
庵野監督にしか出せない独特の味が、良さでもあるのでしょうね。
話題になるほど記憶に残った声というのは、宮崎駿監督にとっては大成功だったのではないでしょうか!