かぐや姫の物語はその後どうなった?結末ラストから展開を考察!|ジブリの世界に興味津々♪
かぐや姫の物語

かぐや姫の物語はその後どうなった?結末ラストから展開を考察!

かぐや姫の物語 その後
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【かぐや姫の物語】は原作と同じくかぐや姫が月へ帰るという結末ですが、その後どうなったのでしょうか?

ラストには意味深なシーンもあり、展開を考察したくなりますよね。

翁と媼(おうな)もどうなったんだろう?

この記事のポイント
  • 【かぐや姫の物語】はその後どうなったの?
  • 結末ラストから展開を考察!

かぐや姫だけでなく、お爺さんやお婆さんのその後についても考察!

気になる方はこのまま読み進めましょう♪

【かぐや姫の物語】その後どうなった?

記憶を失ったかぐや姫は、その後二度と地球へは戻らなかったでしょう。

ラストシーンでは月の羽衣を羽織り月の住人たちとともに月へ帰っていきました。

すごく神秘的なシーンだったよね。

また、かぐや姫の育ての親であるお爺さん・お婆さんは一人娘を失ってしまいましたね。

年齢的にも亡くなったのではという声もありますが、いくつか考察をご紹介します!

その後地球へは戻らなかった

元々かぐや姫は月の住人によって地球へ送られた過去があります。

そんな彼らがかぐや姫を迎えに来たとき、人間たちは抵抗することもできませんでした。

全く歯が立たたなかったねえ…。

人間たちが何人束になっても月の住人には敵わず、かぐや姫を必ず連れ帰る力を持っていることがわかるシーンですね。

そのため、月の住人が許さない限りかぐや姫は二度と地球へ戻ることはないでしょう。

月の羽衣を羽織ったことで記憶も消えてしまいます。

本当に記憶は消えちゃったの?

作中では「月の羽衣を羽織ったら記憶が消える」ことが強調されているので間違いないでしょう。

もし何かのきっかけで記憶が戻ることがあったとしても、月の住人が許さない限り地球へは戻れないのではないでしょうか。

お爺さんとお婆さんのその後

翁(おきな)と媼(おうな)のその後について気になるという声も多いですね。

たしかに、かぐや姫を溺愛していた二人はとても悲しんだでしょう…。

想像だけど、いくつか予想してみたよ。

  • 高齢のためそのまま亡くなった
  • かぐや姫のことを語り継いだ
  • かぐや姫の育ての親として帝に生活を保障された
  • 貴族をやめ、村で元の生活に戻った
  • もう一度かぐや姫に会うため、竹を切りまくった

かぐや姫のことが忘れられずいつまでも心囚われたか、大事な思い出として心にしまって元の生活に戻ったかのどちらかを予想してみました。

我が子同然だったんだもの、仕方ないよね。

ちなみに平安時代の平均寿命は30歳~40歳くらいだったそう。

お爺さん・お婆さんの見た目は50歳~60歳ほどに見えるので、あの時代ではかなりの高齢だったのではないでしょうか。

人生の終盤にかわいい我が子を授かって数年で失い、悲しみのうちに亡くなったとしたらとてもかわいそうですよね…。

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【かぐや姫の物語】結末ラストから展開を考察!

記憶を失い月へ帰ったかぐや姫は二度と地球へ戻らない…とはいえ、結末ラストのシーンが意味深ですよね。

  • かぐや姫が地球を振り返り涙を流したシーン
  • 月と赤ちゃんのシーン

やっぱり記憶があるってこと~?

記憶は確かに失っていますが、地球への懐かしさや思い出は心に残っているのでしょう。

また、月と赤ちゃんのシーンからその後の展開を予想してみました!

ラストで涙を流した理由を考察!

かぐや姫が地球を振り返ったことにあまり意味はないのかもしれません。

なんとなく振り返ったらとても懐かしいものを見て涙が出てしまい、かぐや姫自身もなぜ泣いているかわからない、という表情ではないでしょうか。

そういうことってあるよね。

前に見たことがあるはずなのに何なのか思い出せないモヤモヤしたことが誰しも一度はあります。

【千と千尋の神隠し】でも名前を奪われた千尋は大事な名前を忘れかけていましたよね。

大切なはずなのに忘れてしまっていることにかぐや姫の心が反応し、涙を流したのかもしれません。

大切に育ててもらったことや、捨丸との思い出はなくならないもんね。

育ての親に愛してもらったこと、動物や植物を愛でたこと、捨丸たちと楽しく過ごしたこと。

かぐや姫は子どもから大人になるまで地球でもらったで心を満たしていたから、第二の故郷である地球を見て深い部分で反応したのかもしれませんね。

月と赤ちゃんのシーンから展開を予想してみた

大きな満月と赤ちゃんが映し出され、物語は終わります。

この赤ちゃんはかぐや姫だと捉えるのが一般的ですが、かぐや姫が身ごもっているのでは? という声も。

なぜなら、捨丸と空を飛んだシーンは男女の関係になったことの比喩ではないかといわれているからです。

ふたつの意味でぶっ飛んだあのシーン、そういうことだったの!?

元々かぐや姫は「地球に憧れた」という罪で地上へ落とされました。

なぜ地球で過ごしたいと思ったのでしょうか?

いろいろな説がありますが、かぐや姫の母親は地上の男と夫婦になった天女だったといわれています。

つまりかぐや姫は天女と人間の間に産まれた子どもだったから地球に憧れてしまったのだとか。

その天女も羽衣を羽織って記憶を失い、月に帰った…とされているよ。

かぐや姫も母親と同じ運命をたどっていることになります。

かぐや姫は身ごもった罪を背負って再び地上へ落とされ、どんなに辛いことがあっても二度と月へ戻ることは許されないという罰を受けるかもしれません。

またはかぐや姫が産んだ子どもが地球に憧れて地上に落とされ、永遠に同じ運命をたどるかもしれません。

報われない罪ほど辛いものはないね…。

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まとめ

【かぐや姫の物語】はその後どうなったのか、結末ラストから展開を考察!と題してお送りしました。

考えれば考えるほど切ないよ~。

まとめ
  • 【かぐや姫の物語】その後どうなった?
    →かぐや姫は記憶を失い、月の住人に許されない限り地球へは戻れない。
    お爺さん・お婆さんは寿命を全うしたと予想。
  • 結末ラストから展開を考察!
    →思い出や愛情は心で覚えているから地球を見て泣いた。
    捨丸との子を身ごもり、再び地上に落とされ罰を受ける説も。

高畑勲監督のコメントにもありますが、かぐや姫が愛した地球で生きる私たちは改めて生の喜びとは何なのかを見つめ直したくなる映画ですね。

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