「コクリコ坂から」なぜメル(主人公)が家事を担当?お母さんはどこにいった?
宮崎駿さんが脚本を、息子である宮崎吾郎さんが監督を務めた「コクリコ坂から」。
映画の冒頭で主人公のメルが朝ごはんを作るシーンは有名です。
メルが作るごはんが美味しそうなんだよなぁ!
なぜ主人公のメルが家事をしているのか知っていますか?
また、メルの母親はどこにいったのか気になりますよね。
今回は、
- 「コクリコ坂から」なぜメル(主人公)が家事を担当?
- 「コクリコ坂から」の母親はどこにいった?
について、徹底調査していきます!
Contents
「コクリコ坂から」なぜメル(主人公)が家事を担当?
『コクリコ坂から』メルちゃんの家事スキルすごいのよな…
— Kiki (@maromaroomaro) July 18, 2023
肉切らしてる時におつかい誰も頼まれてくれないの私だったら発狂する pic.twitter.com/NlHMNHvMQ0
実は、主人公メルの家は「コクリコ荘」という下宿なのです。
映画の冒頭では、主人公のメルがみんなのために朝ごはんを作りますよね。
大量の朝ごはんを一人で作っているよね!
メルは毎日、嫌がらず、面倒な顔もせず、当たり前のように家事をしています。
映画を見ていると、基本的にはメル一人で家事をこなしている様子。
一人で大変そうだけど…。
高校生のメルがどうして下宿を経営しているのでしょうか?
次に詳しく解説しましょう。
メルの家は下宿だった!
コクリコ坂から
— とらを🍩OnFiRRRe🔥🔥 (@Trawo110105) February 14, 2024
観た。
コクリコ荘で下宿人の世話をしながら学校に通うメルと学校のカルチェラタンなる建物で新聞を作る俊との2人のアオハル物語は絵が非常に良い…にも関わらず話は昭和臭さ充満して斜め上行く禁断気味な話になるも最後はメルヨカッタなーってなるワイ的に🥺した良作であった👍 pic.twitter.com/S4FDDRJAvQ
下宿コクリコ荘の管理者は、主人公のメル。
メルの祖母が経理面のチェックをしていますが、業務はメル一人で行っているようです。
高校生で下宿の管理を一人で行っているとは驚きですよね。
高校生なのにすごい!!
現代ではありえない設定かもしれませんが、映画の舞台である昭和38年頃は、家の商売を子どもが手伝うのは当たり前のこと。
特に長男、長女は進んで家業を手伝うことが多かったそうです。
家業を手伝ったり、継ぐのは当たり前かぁ。
映画内で、メルが「誰かの世話をしているほうが気が紛れる」と答えていることから、メルも自ら進んで下宿を経営しているということになりますね。
家族は手伝わないの?
金ローで「コクリコ坂から」やるぞ〜!フッフー♪
— まゆたす (@gorosukemayutas) July 10, 2020
主人公の海ちゃんが、スカーレット の喜美子みたいで(長女、家事を切り盛り、下宿屋)なんか良いんだよなぁ〜😊
いい映画だよぉ、騙されたと思って見てみなよぉ〜 pic.twitter.com/UbbFJOp8mQ
映画を見ていると、メルには妹と弟がいるのにどうして家業を手伝わないのかと不思議に思いませんか?
メルには中学3年生の妹と、中学1年生の弟がいますが、メルを手伝っている描写はありません。
少しくらい手伝ってあげてもいいのでは…?
調査を進めると、本当は下宿を経営する必要はないのに、メルが望んでやっていることだということがわかってきました。
メルは親から「下宿をやりなさい」と強要されて経営しているわけではないのです。
メル自身が決めたことなんだね。
実はメルの家にはお手伝いの「友子さん」という人物もいるのですが、友子さんには兄弟の家事担当をしてもらっていて、下宿のお手伝いはしていません。
メルは自分自身が下宿を経営することを決めて行っているため、妹や弟に手伝いを頼んだり、友子さんに頼むようなこともしないのでしょう。
高校生なのに責任感がある、とてもしっかりとした考えですよね。
「コクリコ坂から」の母親はどこにいった?
「コクリコ坂から」、1963年の設定だけど、主人公のお母さんは娘を妊娠しながらも学問を続けてアメリカに行ったり、北斗さんもバリバリ働く医者になったり、ヒロさんが描く絵がすごく素敵だったり、みな生き生きしてる pic.twitter.com/pEMe1CZmFp
— 紬 (@tumugiii_) July 15, 2023
メルには妹、弟がいることがわかりましたが、母親、父親はどこにいるのでしょうか?
父親はメルが幼い頃に朝鮮戦争で亡くなっていて、母親はなんとアメリカに留学中でした。
留学してたんだ!
そのため、母親の代わりにメルが妹と弟の世話をし、下宿も経営していたのですね。
しかし、まだ高校生のメルは母親がいない寂しさもあるでしょう。
そんな寂しさを堪えながら頑張る姿はとてもたくましいですね!
メルの頑張りには尊敬するよ!
留学中の母親とはどんな人?
コクリコ坂からを観ながら洗い物とかしてるんだけど、海ちゃんの夢のシーンが魔物は好きなの
— 魔物 (@mamono_mano) April 13, 2023
切ないシーンとよく言われるけど、誰かが階下にいて台所の音がする朝に、いる筈ないお父さんとお母さんがいるあのシーン
海ちゃんの幸せがいっぱい詰まってて好きなんだぁ🫧 pic.twitter.com/O3iDkd5oNn
メルの母親の名前は「松崎良子」と言い、大学の教授でアメリカへ留学中です。
良子はメルを身ごもりながらも学校へ通い、勉学に励んでいました。
自分で決めたことを貫き通す性格は、メルと同じですね!
メルの性格はお母さんに似たのかな?
映画の後半では帰国し、「もう勉強ばっかりの毎日だったわ」と発言していることから、学習意欲があり、行動力もある女性なのでしょう。
メルにとっても頼もしい母親に間違いありませんね。
メルもお母さんに会えて安心だね。
メルの家は裕福なの?
すぐお隣にある旧柳下邸は、「コクリコ坂から」のコクリコ荘のモデルという噂があるようで、そちらも見学してきました。天気が良かったので高台でのんびり出来て良かったです(^^) pic.twitter.com/YfBcBGWHZA
— ぴりか (@pirica96) January 13, 2019
メルの母親はシングルマザーですが、裕福な家庭なのでしょうか?
母親がアメリカに留学しているということは、かなり裕福だということがわかります。
確かにこの時代に留学できるのはお金持ちだ!
メルの曾祖父と祖父は医者で、コクリコ荘は明治時代に建てられた元病院なのだとか。
メルの父親は祖父の病院を継ぐことはなかったのですが、相当な資産と収入があったと思われます。
映画内でメルは「医者になりたいと考えている」と発言していました。
両親に代わって祖父母が優しくしてくれたこともあり、医者という職業に憧れを抱いたのかもしれませんね。
メルがお祖父さんの職業を継いでくれたらいいね。
まとめ
コクリコ坂からのメルのお弁当🍱
— 田舎看護学生のソロ活日記 (@pomuchi35) April 17, 2023
タラコの代わりにソーセージ置いてお家にあったもので再現🌟丸いお弁当箱で作りたかったけど持ってなかった、、💦 pic.twitter.com/OlUrV1JGsS
今回の記事では、なぜ主人公のメルが家事をしているのか、また、母親はどこにいったのかを調査しました。
- 「コクリコ坂から」なぜメル(主人公)が家事を担当?
- メルは下宿を経営しているから。
- 「コクリコ坂から」の母親はどこにいった?
- アメリカに留学していた。
このように調査を進めるとメルは、ただ一人で家事をこなしていたわけではないということがわかりました。
メルの家庭環境がよくわかったよ!
メルの家族関係や下宿での生活にも注目して、映画を楽しんでみてはいかがでしょうか♪