猫の恩返しはジブリじゃない!内容や作画・監督どこが変わった?
猫の恩返しはジブリじゃないのでしょうか?
内容や作画・監督は変わったのか、気になる人もいると思います。
そこで今回は、
- 猫の恩返しはジブリじゃない?
- 内容や作画・監督どこが変わった?
以上の2点について調べていきます!
Contents
猫の恩返しはジブリじゃない?
◆ジブリポスターまみれ28◆facebookで400いいね!達成しました!今日は祭りです。ジブリ作品のポスターを公開していきます。猫の恩返し© 2002 猫乃手堂・GNDHMT
— ジブリまみれ (@ghiblimamire) August 27, 2012
「猫になっても、いいんじゃないッ?」(糸井重里) pic.twitter.com/4guRtzrF
猫の恩返しはジブリ作品ではないと思う人も多いようですが、実はれっきとしたスタジオジブリ映画なのです!
2002年にスタジオジブリから映画化されているよ。
三鷹の森ジブリ美術館では公式グッズも販売されているし、ジブリパークでも映画に登場した〝猫の事務所〟の展示が再現されていますよ。
スタジオジブリ作品の『耳をすませば』のスピンオフ映画にもなっていることから、猫の恩返しもジブリ映画であるということは明白。
『耳をすませば』の主人公が書いた物語が、猫の恩返しなんだよね。
主人公の月島雫が中学生時代に書いた『バロン 猫の男爵』という小説が、猫の恩返しだということです。
気になる方は、『耳をすませば』もぜひご覧くださいね。
猫の恩返しはジブリ作品!
『猫の恩返し』のムタ
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 20, 2021
『耳をすませば』のムーン
『借りぐらしのアリエッティ』のニーヤ
この3匹の猫は、スタジオジブリで飼っていたウシコがビジュアル面に影響を与えています。4枚目の写真がウシコです。#猫の恩返し pic.twitter.com/RPdGdWwjFW
前述の通り、猫の恩返しはスタジオジブリ監修の映画作品。
某企業が「テーマパークのシンボルとなる猫のキャラクターを作って欲しい」と依頼してきたことで、猫の恩返しという映画が誕生しました。
でも結局テーマパークの企画は打ち切りになったんだって。
企業の担当者は『耳をすませば』のムタ(ムーン)を気に入りました。
そこで、原作者の柊あおいさんに原作の執筆を依頼して、ムタが登場するショートフィルムを作ろうということになったんだとか。
どちらも柊あおいさん原作なんだね。
本来『耳をすませば』とは何の関係もない某企業のテーマパークの企画。
けれど『耳をすませば』の太った猫、ムタは起用したい。
そんな理由があり、後付けで〝主人公の月島雫が中学生時代に書いた小説が『猫の恩返し』である〟という設定が追加されました。
そんな背景があったんだね。
ちなみに宮崎駿監督は当初、バロンとムタがタッグを組んで探偵するストーリーを構想していました。
しかし柊あおいさんが完成させた原作漫画が〝女子高生が猫の世界に迷い込む〟というものだった為、探偵ものは諦めざるを得なくなったようですよ。
ジブリっぽくない理由は?
ハルって、ジブリっぽくない絵柄だよね。子どもの頃、猫の恩返しがジブリ作品てことを知らなかった。 pic.twitter.com/y8T4t1zbKN
— モネ。 (@mone17js) August 20, 2021
猫の恩返しがジブリ映画でないと勘違いされやすい理由。
それはずばり、監督が違うから。
監督って、宮崎駿監督のこと?
作品にもよりますが、宮崎駿監督は基本的に映画の原作・脚本・監督を務めています。
ところが、猫の恩返しにおいては宮崎駿監督は企画をしただけ。
宮崎駿監督は製作に携わっていないんだね。
『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』など宮崎駿監督が一から手がけた映画と比べると、あの独特な世界観が薄れてしまったのでしょう。
ジブリっぽさが感じられない!という意見にも頷けます。
猫の恩返しの内容や監督は変わったのか解説!
来週は企画・宮崎駿、監督・森田宏幸の「猫の恩返し」を放送します🤩どうぞ楽しみに😻😍💖 pic.twitter.com/aWZSQ4j9HC
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 17, 2018
猫の恩返しの監督は、森田宏幸監督。
同じジブリ映画の『ゲド戦記』の原画や『かぐや姫の物語』の作画も努めています。
多くのジブリ作品に貢献されているんだね。
他にも、ジブリ以外のアニメや映画の作画や監督もしている森田宏幸監督。
今でも多くの人を魅了する映画を作り出す、その才能に脱帽です。
監督は宮崎駿ではなかった!
アマゾンでジブリのDVDセットをポチりました。宮崎駿監督以外のいろんな監督の作品集。その名も『ジブリがいっぱい 監督もいっぱい コレクション 』(笑)。耳をすませば、猫の恩返し、借りぐらしのアリエッティ、コクリコ坂からなどなど!あらためてじっくり楽しむ予定です。 pic.twitter.com/I3QAK53Wgw
— 竹本泰蔵 (@takemoto_taizo) November 2, 2023
スタジオジブリでは、基本的に宮崎駿監督と高畑勲監督が原作・脚本・監督を務めています。
じゃあなぜ森田宏幸監督が猫の恩返しの監督をしたの?
なんと新人監督にチャンスを与える意図で、宮崎駿監督が森田宏幸監督を抜擢したとのこと。
猫の恩返し以前の映画でも、宮崎駿監督と高畑勲監督以外の方が監督に抜擢されていますし、当時でも珍しいことではなかったはず。
宮崎駿監督の粋な計らいなんだね!
また、猫の恩返しは、監督以外のスタッフもほぼ新人で構成されていたとのこと。
映画ごとにそれぞれの監督の持ち味が楽しめるのも、スタジオジブリの良さですね。
他のジブリ映画との違いは?
『猫の恩返し』は、これまでのジブリ作品の絵柄とは違いますが、これは原作を尊重しているためです。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 20, 2021
森田監督は、ジブリ育ちではないため、先入観なく原作の絵柄と向き合い、尊重した絵作りができたと話しています。#猫の恩返し pic.twitter.com/4RtJjKF51x
ジブリ映画の監督といえば宮崎駿監督。
プロデューサーといえば高畑勲さんや鈴木敏夫さん。
音楽担当といえば久石譲さん。
みんな超有名人で、ジブリの顔といっても過言じゃないね。
『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』、『もののけ姫』など、世界的にも大ヒットを記録したジブリ映画は、必ずといっていいほどこれらの監督たちが携わっています。
一方、猫の恩返しは、
企画 | 宮崎駿 |
原作 | 柊あおい『バロン 猫の男爵』 |
脚本 | 吉田玲子 |
製作プロデューサー | 鈴木敏夫 |
音楽 | 野見祐二 |
監督 | 森田宏幸 |
このようなチーム編成に。
チーム全体でも新人のスタッフが多かったといいますから、従来の宮崎駿監督の作風とはまったく異なることにも納得。
どちらの作風も魅力的だよね。
ちなみに、この映画の絵コンテは森田宏幸さんが手がけていますが、原作者の柊あおいさんの画風を再現しているんだとか。
原作ファンからすると嬉しい心づかいですよね。
『猫の恩返し』をスマホやパソコンで観る方法
ところで、『猫の恩返し』をスマホやパソコンで観る方法があるのはご存知ですか?
ジブリ作品って日本じゃ著作権の絡みでツタヤとかゲオのレンタルでしか観れないんじゃないの??
そうなんです。ジブリ作品は日本国内で放送権を持っているのは「日本テレビ」だけなので、動画配信サービスでは配信できないんですね。
ただし、それは日本国内での話であって、実は海外のNetflix (ネットフリックス)だとジブリ作品が見ることができます!
それって大丈夫なの?
もちろん、大手のVPNサービスを使うので危ないどころか、ITセキュリティスペシャリストから高い評価を得ているサービスなので安心して『猫の恩返し』を観ることができます♪
詳しいことは、こちらの記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
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まとめ
『猫の恩返し』は、柊あおいさんがアニメーション化を前提に描いた漫画『バロン 猫の男爵』が原作です。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 20, 2021
柊さんは、映画ではタイトルが『猫の恩返し』になるということを聞いて、『鶴の恩返し』のパロディと思われないか、心配もあったといいます。#猫の恩返し pic.twitter.com/Ci6RqzrZku
今回は、猫の恩返しはジブリじゃないのか?
内容や作画・監督は変わったのか、について解説しました。
- 猫の恩返しはジブリじゃない?
- れっきとしたジブリ作品!
- 内容や作画・監督どこが変わった?
- 監督は森田宏幸さんが務めた
- その他のスタッフも従来とは違っていた
いつもの監督たちの作品ではなくても、素敵な映画ってことに変わりはないね!
他のジブリ映画とスタッフが違うことを意識してもう一度映画を見返してみると、新たな発見があるかもしれませんね!