千尋はサンの子孫?千と千尋の神隠しともののけ姫2人の共通点

千尋 サン
micoru
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みなさんはジブリ映画作品としても有名な「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」という2つの作品を見たことがありますか?

実はこの2つの作品の主人公、千尋がサンの子孫ではないかという噂が話題になっています。

そんな噂があるんだ!気になるなぁ~!

「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」の2つの作品はストーリーも登場人物も、全く違うもの。

「千尋はサンの子孫?」という噂がどうして出るようになったのか不思議ですね。

千尋はサンの子孫と言われる理由や共通点を探してみました!

千尋とサンにどんな理由があるんだろう。

【千と千尋の神隠し】千尋はサンの子孫?

実は千尋はサンの子孫だという確定的な証拠はありません

ジブリの公式でも、宮崎駿監督もそのような噂については言及していないのです。

この噂は「ただの都市伝説だ」という人もいるようですね。

証拠がないのにどうして噂が出たの?

千尋はサンの子孫というのは都市伝説?

映画「千と千尋の神隠し」は「もののけ姫」公開から4年後の2001年に日本で公開されました。

実は「千と千尋の神隠し」の映画公開前の設定資料に『「もののけ姫」のサンが、千尋の先祖。』と記されてあります。

なのでこの設定資料に書いてあることを信じて考察を深める人がいるようですね。

しかしこの設定資料が本当にジブリ公式のものなのかはわからず、ジブリが公認しているわけではないため、サンの子孫が千尋だということは明確には発表されていません。

まさかこんな設定資料があったなんて!

本物だったらすごいなぁ!

ではなぜ映画公開前の設定資料だけで、ここまで噂が広まったのでしょうか?

それは「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」2つの作品の共通点が、作品を見た人の考察を深め、都市伝説に発展したのだと思われます。

他にも共通点があるんだね!

子孫と言われる理由を調査!

調査を進めてみると、「千尋はサンの生まれ変わり?」、という一説が見つかりました。

これは、サンが山犬に育てられて生きてきたこと、千尋が湯婆婆から名前を書かされるシーンに共通していることが挙げられます。

千尋は自分の名前を書く時に、「荻」と書く所を「火」ではなく「犬」と書いてしまっていました。

これによって、「2人には繋がりがあるのではないか?」と、考察する人が多くなったのかもしれません。

映画を見返すと…間違えて「犬」って書いているね!

湯婆婆との契約時に名前を間違えて書いてしまったことにより、千尋は最後、現実世界へ戻ることができたという話も。

千尋がサンの血を受け継いでいることで、自然と「火」の部分を「犬」と書いたのでしょうか…?

また、元々は「もののけ姫」に登場するアシタカは「千と千尋の神隠し」にも登場したハクが先祖なのではないか、という一説もあります。

本当にこの2人が先祖、子孫の関係であるならば、千尋とサンも関係があるということになるでしょう。

ハクがアシタカの先祖!?それはすごい!

千と千尋の神隠しともののけ姫二人の共通点は?

調査する中で「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」の2つの作品には実は大きな共通点があることを見つけました。

どちらの作品も、「自然と人間」という大きなテーマがある物語だったのです。

なるほど!どちらの映画も自然が関わっているんだ♪

確かに「千と千尋の神隠し」は川を、「もののけ姫」は森をテーマにしたシーンが作品中にたくさん登場しますね。

また、この2つの作品に登場する人物名は、日本の古事記からインスパイアされているということもわかりました!

宮崎駿監督も古事記を読んだのかな!?

二人の共通点を解説!

まず映画「もののけ姫」の作品は、人間と森の関係をテーマとしています。

「もののけ姫」は時代背景から見ても、まだ科学が発展していないため、自然が豊か。

しかし映画に登場するエボシは、自然を破壊してでも人間が豊かに暮らせる社会を目指しているのです。

エボシとサンが戦うシーンは迫力があったな~!

「もののけ姫」を見ると、自然と人間の対決を経て、最後は自然と共存していくという大きなテーマを感じますね。

さらに主人公のアシタカは、本名が「アシタカヒコ」という名前で、日本の古事記に出てくる「ナガスネヒコ」からインスパイアされたものだという話も。

なるほど!古事記に出てくる神様の名前かぁ!

そして「千と千尋の神隠し」を見ると、人間と川の関係をテーマとしていることがわかりますね。

作品中には「オクサレ様」という泥とゴミが固まったような姿のキャラクターが登場しますが、その正体は「名のある川の主」、つまり川の神様だったのです。

人間が川に捨てたゴミが次第に塊を作り、オクサレ様のような姿になってしまったのでしょう。

ゴミの塊がなくなったオクサレ様は全く違う姿だったね!

このことから「千と千尋の神隠し」は、川や自然を綺麗に守ることや環境問題をテーマにしていることがわかります。

そして、作品中に登場するハクの本名は「ニギハヤミコハクヌシ」と言い、この「ニギハヤミ」も日本の古事記に出てくる「ニギハヤヒ」から来ていることが推測されるでしょう。

このように、どちらの作品も自然と人間の共存をテーマにしていること、登場人物の名前が日本の古事記からきていることが共通点に挙げられますね。

ぼくも自然を大切に生きようと思ったよ~!

どちらとも普通の人間ではない?

2つの作品に登場する「ニギハヤミコハクヌシ」、「アシタカヒコ」は日本の古事記からインスパイアされたものだとわかりました。

どちらも神様の名前なので、人間ではないということになります。

しかし作中では、「千と千尋の神隠し」に登場するニギハヤミコハクヌシは川の神様ですが、「もののけ姫」に登場するアシタカヒコは自然を大切にしたいと思っている人間。

確かにハクは神様だったけど、アシタカは人間だなぁ!

古事記の中では、ナガスネヒコは狩猟族の長でニギハヤミが先祖である、ということから、ハクとアシタカは繋がっていると考察されているようです。

この考察により、「千と千尋の神隠し」の千尋と「もののけ姫」のサンも繋がりがあるのでは?と思う人が多くなったようですね。

元々はハクとアシタカの繋がりを考察して、噂は出来たんだね!

まとめ

調査した結果、千尋がサンの子孫である確定的な証拠はありませんでした。

しかし「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」の作品には共通するものがあります。

自然を大切にする」というテーマが同じであること、日本の古事記に登場する人物が作品中の名前に関わっているという事。

映画のテーマも登場人物も共通するものがあったなんて、驚いたなぁ!

「千尋がサンの子孫である」という確定はありませんが、映画のその後のストーリーをどのように想像するかは、人それぞれですね。

色んな捉え方があって、周りの人と考えを話し合ったり、改めて映画を見直すことで、また新しい発見があると思います。

宮崎駿監督の映画のメッセージ性を感じながらジブリ映画を見ると、もっと楽しさは深まるでしょう!

ぼくももう一度映画を見てみようかな♪

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