もののけ姫の石火矢衆とは?唐傘連や地走り衆も徹底解説!
映画「もののけ姫」に登場し、印象的なキャラクターのジコ坊。
彼が率いている、石火矢衆とは一体何者なのか、唐傘連や地走り衆についても気になる人が多いようです。
石火矢衆、唐傘連、地走り衆って言われても答えられないかも…。
ここで分かることは以下の通り。
- ジコ坊の率いている石火矢衆とは一体何者?
- 唐傘連や地走り衆の正体は?
調査してみると、何回観ていても気が付かない発見がありましたので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
【ジコ坊】石火矢衆の正体は?
ジコ坊は、師匠連という謎の組織の一員で、そこの司令を受けて、不老不死の力があるとされるシシ神の首を狙っています。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 13, 2021
僧侶でありながら、「天朝さまの書きつけ」を掲げ、石火矢衆や唐傘連といった部隊を動かす総指揮官ともいえます。#もののけ姫 pic.twitter.com/lTOXhAtpWx
石火矢衆の正体は、シシ神退治のためにエボシに貸し出された傭兵。
実質、ジコ坊がトップですが、タタラ場の警備等もしているので、エボシの命令にも従います。
どちらの命令にも従わないといけない、難しい立ち位置…。
石火矢衆と似た容姿で、包帯を巻き鉄砲を作っていた人々の正体も気になる人がいました。
彼らは石火矢衆ではなく、ハンセン病を患った人々なんだとか。
石火矢衆も口を包帯のようなもので覆っていますので、確かに見た目が少し似ていますね。
シシ神退治のためにエボシ御前に貸し出された
彼らは石火矢衆です。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 13, 2021
シシ神退治を条件に、師匠連からエボシに貸与えられた傭兵です。タタラ場全体の警備も務めます。
所属としては師匠連なので、ジコ坊が直接のボスですが、エボシの指示にも従う複雑なポジションです。この柿色の衣に白い頭巾は、「一遍聖絵」など当時の絵巻物にモデルがあります。 pic.twitter.com/WIYS9phFG2
石火矢衆は、映画ではオレンジの着物を身にまとい、石火矢を扱っています。
彼らは、師匠連というところから貸し出された人たち。
ジコ坊は、師匠連に属している石火矢衆をまとめるボスです。
石火矢衆に命令ができる存在なんだね。
そもそも、なぜ石火矢衆が貸し出されたのかというとシシ神退治を実行するため。
タタラ場の警備等もしていますので、エボシの命令にも従いますし、もちろんジコ坊の命令にも従います。
ちなみにジコ坊のセリフで、手紙を見せながら「天朝(テンチョウ)様からの~」というものがありますね。
天朝様とは天皇のことを意味し、ジコ坊は直々に天皇からの命令を受けてシシ神退治を実行しようとします。
天朝様ってそんな意味だったのか!初めて知りました…。
師匠連が天皇の配下で、その師匠連の配下に石火矢衆が存在するのだとか。
天皇からの命令を受けるなんて、ジコ坊は見た目以上にすごい人物なのかもしれません。
包帯を巻いた人たちは石火矢衆なの?
もののけ姫の感想ツイートを見てて面白かったので便乗。ジコ坊周辺の関係想像図。アナログ。石火矢衆がジコ坊直属なのか師匠連直属かは難しいところですが、少なくともジコ坊の独断で貸与は出来ないっぽいので師匠連直属だと予想。 pic.twitter.com/FNMaNlHzmV
— スタジオガジュマル (@studio_gajumaru) July 23, 2020
石火矢衆と似たような姿で、身体に包帯を巻いた人たちも登場しますね。
彼らは、石火矢衆ではなくハンセン病を患った人々です。
当時、ハンセン病は不治の病とされ、呪いとも言われていたよう。
エボシは、ハンセン病で苦しむ人々を助け差別なく接していました。
彼女の優しい一面です。
石火矢を作ったり、扱ったりできる描写がありますし、石火矢衆も口元に包帯のようなものを巻いているので、仲間なのかと思ってしまいそうです。
石火矢衆も表面上はエボシの仲間ですが、この包帯を巻いた人々とエボシの信頼関係には及ばない存在なのかもしれません。
【ジコ坊】唐傘連、地走り衆についても徹底解説
暗くなってから本領を発揮するジコ坊焚き火セット
— ジュゴン (@dugongr) May 14, 2024
また夜のコスイベ行きたいっすなぁ pic.twitter.com/68eIWXr2YG
ジコ坊と同じような姿をした人々が、唐傘連です。
彼らは、ジコ坊が直接率いてシシ神退治に赴き、命令に素直に従い目的を達成するのに手段は選びません。
毒針を吹いていた怖い人たち…。
また、地走り衆という存在も登場しますが、彼らは凄腕猟師!
乙事主が登場するシーンで、熊の毛皮を着ていたのが地走り衆です。
調査してみると、様々な人をまとめ上げているジコ坊は、意味凄腕リーダーなのかもしれないと感じました。
ジコ坊の直属部隊、唐傘連
ジコ坊が引き連れてきたのは、唐傘連です。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 13, 2021
ジコ坊の指揮下で、シシ神の首獲得に向けやって来ました。目的のためには、手段を選ばない非情さがあります。#もののけ姫 pic.twitter.com/sv1oRUTjox
唐傘連は、シシ神退治のためにジコ坊が直接率いた部隊で、イメージとしては忍者と言っていいでしょう。
赤い帽子をかぶり、名前の通り傘を持ち歩いています。
みなさんは忍者と言うと、手裏剣を使ったり吹き矢を扱ったりすると思いませんか?
実際に作中でも、唐傘連の人たちが毒針を吹いたり、爆弾を崖から落としたりするシーンがあります。
まさにイメージ通りだね。
怪しい雰囲気がありますし、作中でも牛飼いたちに気味悪がられていました。
ちなみに彼らも師匠連の配下の人たちで、ジコ坊がそのボスといった形。
ますます、ジコ坊という存在は大きいということがわかります。
地走り衆は凄腕猟師!
歳とりました❗️
— うぃくそん (@wikusonn) February 1, 2023
1年過ぎるのめっちゃ早いなオイ😵💫嫁が前日夜遅くまでなんか作ってると思ったら、
誕生日弁当凄すぎて草
ジブリ屈指の最強キャラ唐傘連頭領ジコ坊! pic.twitter.com/F7g3oKUbbV
乙事主が登場するシーンで熊の毛皮を着た男がいましたが、それが地走り衆。
彼らは、ジコ坊がシシ神退治のために連れてきた凄腕の猟師たちです。
タタラ場で彼らが食事するシーンがありますが、牛飼いの一人が「あれはただのマタギじゃない」と言いますね。
確かにそんなセリフあったね!
マタギは猟師のことで、セリフからも普通の猟師とは違うことがわかります。
実際に、作中の終盤で乙事主をシシ神の元へ行かせるように戦士たちの毛皮を着て森を走りますので、相当森について精通しているのでしょう。
このようなすごい人たちの協力を得られるジコ坊のネットワークは、凄まじいものなのかもしれません。
まとめ
アシタカがもつ優しさってなんでしょうか?
— アシタカの心 (@ashitakanococol) September 20, 2023
村人・石火矢衆、立場に関係ない
エボシやジコ坊に対しても忖度なく接するところかもしれませんね。
相手を、
「役」でみているのではなく、
ひとりの「人」として敬意を払いつつ接するところではないかと感じます。 pic.twitter.com/5ie1cH0356
今回は、ジコ坊の率いる石火矢衆とは一体何者なのか、唐傘連や地走り衆について徹底解説しました。
- ジコ坊の率いている石火矢衆とは一体何者?
→師匠連からエボシに貸し出された人々 - 唐傘連や地走り衆の正体は?
→唐傘連はジコ坊の直属、地走り衆は凄腕猟師!
私は、何十回も「もののけ姫」を観ていますが、石火矢衆・唐傘連・地走り衆がどのような存在なのか理解すると、また違う角度から映画を楽しめそうです。
キャラクターのセリフにも注目するとさらに面白いね。
ジコ坊の存在が映画の中で、非常に重要なことがわかりますね。