釜爺のモデルが虫の理由は?正体は神話のおとぎ話が元ネタなの?|ジブリの世界に興味津々♪

釜爺のモデルが虫の理由は?正体は神話のおとぎ話が元ネタなの?

釜爺 モデル
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ジブリ映画【千と千尋の神隠し】に登場する釜爺のモデルが虫の理由は?

釜爺の正体はイザナギだという噂や、その元ネタが神話のおとぎ話なのかも気になる人は多いはず!

見た目蜘蛛だし正体も蜘蛛じゃないの??

この記事では、

  • 釜爺のモデルが虫になった理由
  • モデルになった虫は?
  • 釜爺の正体や元ネタはなに?

釜爺の正体がイザナギとは一体どういう事でしょう、神話のおとぎ話が元ネタとされる理由も説明していきます!

釜爺のモデルが虫の理由は?

ジブリ映画【千と千尋の神隠し】には数々の個性的なキャラクターが登場します。

その中の一人である『釜爺』もかなり個性的な見た目をしていて、ボイラー室で働くその姿はまるで蜘蛛のようですよね。

わさわさ動いてかなり個性的!

実は『釜爺』があのような姿にデザインされたのには理由があり、宮崎監督のある願望が込めれれているそう。

一体どんな願望からあのキャラクターが生まれたのでしょうか。

監督の理想の姿ってことかな?

モデルになったとされる虫はどんな虫なのかもご紹介していきます♪

釜爺は宮崎監督の願望からあの姿になった!?

油屋で働く釜爺はボイラー室で湯を沸かしたり薬湯を作ったりと、さまざまな仕事を任されています。

その姿はまるで虫のようですが、初期のイメージボードで釜爺は普通の老人として描かれているそう。

油屋で働く他のキャラクターはもう少し人間っぽいもんね。

ではなぜ釜爺は現在の姿に変化したのでしょうか。

答えは監督指揮を務めながらアニメーションを手掛け、多忙を極める宮崎監督の『腕がたくさんあればまとめて仕事ができるのに』という願望が込めれられているから。

そんな宮崎監督の願望が釜爺があの姿につながったのでしょう。

宮崎監督仕事しすぎでは・・・?

宮崎監督は油屋の中心とも言えるボイラー室でさまざまな仕事をこなす釜爺の姿を、自分と重ねていたのかもしれませんね。

モデルなった虫はザトウムシや蜘蛛!

6本の長い腕で器用に仕事をこなす釜爺の独特なあの姿のモデルになったのは『ザトウムシ』という昆虫だと言われています。

ザトウムシとは針金のような細長い脚を持った虫で、その長い脚で歩く姿や動きがボイラー室で働く釜爺の姿によく似ていますね。

虫が大丈夫な人は『ザトウムシ』検索してみてね。

ですが一方でモデルは蜘蛛であるという説もあるのです。

どういう事かというと、釜爺をよく見ると6本の腕に加えて緑色のズボンを穿いた2本の足があるんですよね。

確かに足あるーーー!!

全体で8本脚とするならばむしろ蜘蛛に近いことから、本当のモデルは蜘蛛だという噂も否定できないでしょう。

どちらをモデルにしているのかは宮崎監督だけが知っているのかもしれません。

【釜爺】正体は神話のおとぎ話が元ネタなの?

独特な姿のモデルになったのは虫ではないかとされる釜爺ですが、一体その正体は何者なのでしょうか。

40年前の電車の切符を持っていたことから、見た目も老人ですし40歳以上であることは間違いなさそうですがそれ以外はほぼ分かりません。

情報が少ないよ~。

どうみても人間である千尋をリンに孫だと紹介した時にリンが不思議がらなかったことから、昔は人間だったのではないかという説もありますがどうなのでしょうか。

物語の設定やセリフから、ある神話のおとぎ話が元ネタとされているという噂も気になります!

釜爺も何かの神様だったりするのかな?

元ネタになったのはどんな神話なのか、謎だらけのその正体を探っていきましょう。

元ネタはイザナミとイザナギの神話だった!

釜爺が千に電車の切符を渡す時のセリフに『昔は戻りの電車があったんだが、近ごろは行きっぱなしだ』というものがありますよね。

このセリフには深い意味があり、千が乗る電車の行先を示していると考えれています。

切符をもらうあのシーンだね!

そしてセリフの元ネタとされているのがイザナミとイザナギの神話であることから、電車の行先は黄泉の国なのではと囁かれているのです。

その神話とはイザナギが亡くなった妻イザナミをもう一度この世に連れ戻そうと黄泉の国へ向かいますが、連れ帰れずに帰ってくるというもの。

日本神話の代表的なもののひとつだね。

神話では黄泉の国と行き来ができていましたが、イザナギが帰ってくる際に道を塞いでしまうのです。

なので『昔は戻る電車があったけど、近ごろは行きっぱなし』になるんですね。

あの切符とセリフにそんな意味があるなんて!!

釜爺の正体はイザナギ説

電車の行先が黄泉の国であるならば、切符を持っている釜爺は一度黄泉へ行って帰ってきたと考えられます。

このことから昔黄泉の国との行き来が出来た頃を知る人物であり、切符を持っていた釜爺の正体は『イザナギ』であると噂されているのです。

釜爺実はすごい人だったのかも。

確かに釜爺の正体が『イザナギ』であるならば、切符をもっているのも電車の事を知っているのも不思議ではないと言えるでしょう。

他にも食べ物で黄泉の世界との繋がりが出来ることや、ハクとの『帰る途中振り返ってはいけない』という約束。

何も食べてなかった千尋は消えそうになっていたよね。

この2つからもイザナギとイザナミの神話との共通点が感じられるので、この神話は釜爺の正体にも大きく影響しているかもしれませんね。

イザナギとイザナミの神話を詳しく知る事でもっと【千と千尋の神隠し】の世界を楽しめるかもしれません。

まとめ

この記事では釜爺のモデルが虫の理由や、正体はイザナギで神話のおとぎ話が元ネタになっているのかなどを説明してきました。

神話詳しく知りたくなってきたよ。

今回のまとめ
  • 釜爺のモデルが虫になった理由
    • 宮崎監督の『腕がたくさんあればまとめて仕事ができるのに』という願望からあの姿になった
  • モデルになった虫は?
    • ザトウムシや蜘蛛がモデルと言われている
  • 釜爺の正体や元ネタは何?
    • 人間説やイザナギ説がある
    • イザナギとイザナミの神話が元ネタとされている

おとぎ話が元ネタになっているとは思いませんでしたね!

神話を知ってからみると何気ないセリフにも意味があったんだと気付けて面白そうです。

神様について調べても面白そう。

【千と千尋の神隠し】を観る時に思い出してみてください♪

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