借りぐらしのアリエッティ』なぜ放送禁止?理由や原因も調べてみた

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akinko
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繊細で幻想的な世界観が魅力の『借りぐらしのアリエッティ』は、公開以来多くのファンに愛されている名作です。

ただ、他のジブリ作品と比べてテレビでの放送回数が非常に少なく、放送禁止になったのでは?という声も少なくありません。

一体なぜなのか、その理由や原因が気になりますよね。

アリエッティいつテレビで見られるのかな?

そこでこの記事では、

この記事で分かること
  • 借りぐらしのアリエッティはなぜ放送禁止になったのか?
  • 借りぐらしのアリエッティが禁止になった理由や原因はなに?

こういった疑問にお答えします!

『借りぐらしのアリエッティ』なぜ放送禁止?

『借りぐらしのアリエッティ』は、金曜ロードショーで放送された回数が少ないことから、放送禁止なのでは?という噂があるようです。

放送禁止になったか気になりますよね。

まず前提として押さえておきたいのが、『借りぐらしのアリエッティ』は決して人気がないわけではないということ。

公開当時は750万人以上が映画感に足を運んだという大ヒットっぷりで、ジブリ映画の中でも上位に入るヒット作といえるでしょう。

イギリスの児童文学『床下の小人たち』をベースにしながら、日本の自然と生活文化を巧みに取り入れた独自のファンタジー作品に仕上がっています。

『床下の小人たち』がベースなんだね!

それならば、テレビでの放送回数が他の作品に比べて極端に少ないのはなぜでしょうか。

その背景には、いくつかの噂や事情があると言われているんです。

本当に放送できない理由があるのかどうか、確かめてみましょう!

本当に放送できないのかな?

放送禁止用語が使われているという噂について調査してみた!

ネット上でよくささやかれているのが、原作のタイトルに使われている「小人(こびと)」という言葉が放送禁止用語だからではないか、という説。

実際に「小人」という言葉は差別用語として認識されるケースもあり、テレビ業界でも使われ方に慎重になっているのは確かといえるでしょう。

近年ではテレビやメディアが言葉の使い方に敏感になっている背景も相まって、この表現が使われている『アリエッティ』は放送を避けられているのではと考える人が多いようです。

小人という表現を避けたと考える人が多かったのね。

映画では、あくまで物語の中での小さな人々という意味での使い方であり、タイトルにも小人は含まれていません。

もともと宮崎駿さんは、自身が手掛けた作品の題名には主人公の名前を入れることを好む傾向があり、過去作でも主人公名が前面に押し出されているものが多いですよね。

その流れに沿って、この物語にも主人公の名前を付けようと考えた結果、最終的に『借りぐらしのアリエッティ』に決定した経緯があります。

最初のタイトル案は『床下のアリエッティ』だったんだね。

つまり、原作とタイトルを変えたのは決して放送禁止用語の影響ではなく、ジブリらしい作品名にしたいという意図からでした。

このことから、「小人が放送禁止用語だから放送できない」という説は、信ぴょう性に欠けると言えますね。

誤解だったのね。

金曜ロードショーでの放送が少ないのは接着剤が原因?

放送禁止の原因として次に挙げられるのが、「映画に登場する接着剤の描写が実在する企業を連想させるため」という説です。

作中では、小さなアリエッティたちが人間たちの道具を使って生活する様子が描かれており、接着剤のパッケージも登場しました。

そのデザインが某有名接着剤メーカーの商品によく似ていると、映画を観た一部の人の間で話題になっています。

接着剤が原因なのかな?

その企業がかつてあまり労働環境が良くなかったことで知られていたこともあって、イメージ的に地上波での再放送は難しいのでは?といううわさが広がってしまったのですね。

気が付かない人の方が多いレベルの描写なので、これが放送の障害になるとは考えにくいでしょう。

企業イメージとのかね合いや視聴者への配慮などからテレビ局側が慎重になっている可能性は否定できませんが、公式に発表されている理由ではありません。

噂レベルだったのね。

【借りぐらしのアリエッティ】放送禁止の理由や原因も調べてみた!

ここまでに挙げた放送禁止の理由は、いずれも確かな証拠は存在していません。

放送コードに引っかかったという事実や、テレビ局、スタジオジブリからの公式発表も一切ないため、「放送禁止」という言葉は正確ではないと考えるのが自然でしょう。

むしろ、より現実的な理由としては、視聴率や編成上の優先順位が影響している可能性が高いですよ。

理由や原因を調べてみましょう。

ジブリが日テレの子会社になったことが理由?

ジブリ作品が以前にも増して定期的に金曜ロードショーで放送されるようになったのは、スタジオジブリが2023年に日本テレビの子会社になったことが影響しています。

放送する映画の選定には視聴率の見込みやファン層の広さなども考慮しなければならず、アリエッティのように新しい作品はローテーションの間隔が長くなっている可能性も。

近年はナウシカやラピュタ、もののけ姫といった往年の名作の放送頻度が高まっています。

これは幅広い世代に知られていて視聴率が安定しているためでしょう。

新しい作品はそんなに放送されないのね。

次にアリエッティが放送されるのはいつになるのでしょうか?

スタジオジブリの作品は、一定の周期で金曜ロードショーに登場する傾向があります。

アリエッティは、公開された2010年以降、地上波での登場はごくわずか。

最後に金曜ロードショーで放送されたのは2022年で、それからすでに3年近くが経とうとしています。

このことから考えると、そろそろ放送されるタイミングが巡ってくる頃かも知れませんね。

「放送禁止」は誤解だった!

先述の通り、『借りぐらしのアリエッティ』が放送禁止になっているという正確な情報は一切なく、そのような処分が下された事実も確認されてませんでした。

そのことから、借りぐらしのアリエッティが放送禁止になっているという情報は、事実とは異なると言ってよいでしょう。

噂されている理由には、それぞれ一理あるように見えても、いずれも確かな根拠や公式発表がないため、信ぴょう性は低いと判断できます。

アリエッティは放送禁止じゃないんだね!

たしかに放送回数は少ないですが、視聴率や編成の都合、過去の実績といった現実的な要因が重なっただけというのが、もっとも妥当な見解でしょう。

また、ジブリ作品は新作映画の公開にあわせて過去作が放送されることが多いもの。

米林宏昌監督の新作映画が公開されるタイミングなどで、アリエッティの再放送が実現する可能性も十分にありますよ。

新作が公開されたら放送されるかも?

まとめ

この記事では、借りぐらしのアリエッティがなぜ放送されないのか?

放送禁止なのでは?という疑問について、さまざまな視点から調査し、その理由や原因について紹介しました。

最後にまとめると

  • 借りぐらしのアリエッティはなぜ放送禁止になったのか?

→放送禁止になっている事実はなく誤解!

  • 借りぐらしのアリエッティが禁止になった理由や原因はなに?

→視聴率や編成上の優先順位が影響している!

借りぐらしのアリエッティは、その丁寧な映像美と心に響くストーリーで、今なお多くの人に愛され続けている作品です。

また地上波で観られる日を楽しみに待ちましょう。

アリエッティを早く放送してほしいですね!

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