風立ちぬで菜穂子は死んだの?「ひこうき雲」歌詞の意味から最後を考察
風立ちぬの菜穂子は結核を患っていましたが、死んだのかが分からないラストシーンでした。
主題歌である「ひこうき雲」の歌詞が物語っているようですが、意味を考察してみたいと思います。
どんな意味があるんだろう…
この記事では、
- 風立ちぬで菜穂子は死んだの?
- 「ひこうき雲」歌詞の意味から考察
についてお伝えします。
Contents
風立ちぬで菜穂子は死んだの?
風立ちぬ
— 石幽王G (@sekiyuou_G) April 28, 2024
結婚式のシーン
張りぼての如く
何もかもがあり合わせの間に合わせ
けれども
あまりにも美しい…
#このシーンが神すぎて溺愛してる映画 pic.twitter.com/C1e4AfNwMK
ラストシーンが分かりにくく、菜穂子が死んでしまったのか疑問に思う方も多いよう。
菜穂子は、二郎に看取られることなく亡くなったと考えられます。
お別れできなかったんだね。
菜穂子の死因には、自殺説と結核説の2つが考えられています。
結核を患っていた菜穂子が苦しみに耐えられなくなり自殺したのか、結核によって亡くなったのかを調べてみました。
菜穂子が自殺した可能性は?
まってまってまってまって?!!
— スー (@momo104103) February 4, 2023
今日の模試の小説満点だったんだけど?!!おいおいおいおいおい!!
しかもしかも!聞いて?その小説、風立ちぬの菜穂子のモデルの堀越辰雄さんの小説だった!
え、やばくね?やばかね?
風立ちぬっぽいなぁって思いながらしてたの😘
愛してるよ!菜穂子さん!! pic.twitter.com/nYtwBPAK9d
菜穂子が自殺したという説について調べてみました。
菜穂子は病院での結核の治療を止めて、二郎と余生を過ごすことにします。
しかし、容態が悪化したため手紙を置いて黙って黒川家を出て行ってしまいました。
手紙は遺書だったのかな!?
病院へ向かうためのバスに乗らなかったことから、自殺する場所を探しているのではないかという考察がありました。
確かにその時バスには乗っていないのですが、その後列車に乗り込む様子が描かれています。
そのため、バスに乗らずにどこかで自殺したという可能性は低いのではないでしょうか。
他に寄りたいところがあったのかもしれないよ。
また、黒川夫人が「女性として綺麗な部分だけ愛する人に見てもらいたかったのね」と呟くシーンがあります。
二郎に苦しむ姿を見せないために、病院で治療を受けようと決心したことを物語っているのではないでしょうか。
結核で亡くなったのか深堀り!
「何を今さら」ですが
— エイブラインドスポット【日常編】 (@StudioBlind) April 24, 2024
物語・映像・音楽全てが
美しすぎて涙腺崩壊。
宮崎駿様
ジブリっちぎりの感動を
有り難う御座いました。
えーん#スタジオジブリ#風立ちぬ#TheWindRises pic.twitter.com/b61cejiK3m
菜穂子は二郎と過ごすために結核の治療を止めますが、容態は悪化してしまいました。
少しでも長く二郎と過ごすために、再び治療することにしたように思われます。
しかし、菜穂子が患っていた結核は、当時は不治の病とされていました。
治らない病気なんだね…。
互いに余命が短いことは分かっていたため、できる限りの愛を伝え合っています。
そして、菜穂子の容態の悪化により、死が近いことが感じ取れるのではないでしょうか。
また、いつも重要なシーンで風が吹いていることから、菜穂子の死を表しているのではないかと思うシーンがあります。
結婚する時も風が吹いていたね!
飛行場で試験飛行が成功して皆が喜ぶ中、二郎は何かを感じ取り呆然としています。
その時に風が吹いている様子から、菜穂子が亡くなったことを意味しているのではないでしょうか。
直感的に菜穂子の死を感じ取ったのではないかと思います。
【風立ちぬ】「ひこうき雲」歌詞の意味から考察
#観たけど内容を忘れた映画
— しりき (@siriki0330) April 20, 2024
風立ちぬ
2回は観ているはずなのにどんな内容だったか覚えてない…
今度また観てみる pic.twitter.com/dxDJflQIHH
ひこうき雲は一見明るい曲のようですが、テーマにしているのは身近な人の死。
歌手の松任谷由実さんが荒井由実時代に作った曲だそうです。
結婚してから松任谷になったんだよね。
松任谷由実さんの小学校時代の友人が、病気で亡くなったという実体験から生まれました。
歌詞には、身近な人の死について考えさせられるメッセージが込められています。
歌詞を見て意味について考えてみてくださいね。
ひこうき雲の歌詞をご紹介♪
松任谷由実さんはうちの母と同年齢ですが、彼女も日本を代表すシンガーソングライターですよね。
— 高橋健一 (@0919Composer) April 22, 2024
中島みゆきさんの曲ほどうちの家庭では子供の頃、流れていなかったのですがやはり『荒井由実』時代の作品に名曲が多かったように思えます。
『ひこうき雲』なんか聞くのも辛い。
でも、美しい。神曲。 pic.twitter.com/PWa9tVvBNp
主題歌のひこうき雲は、身近な人の死をテーマにした曲です。
サビの歌詞だけでも命の尊さが感じられるので、見てみましょう!
短い曲だけど、深い歌詞だよ。
空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
空へ行きたいと憧れているのは、苦しみから解放されたいという願いのように感じました。
すごく苦しかったんじゃないかな?
憧れていた空へ行くことができ、ひこうき雲のように儚く消えていく命を歌詞に込めているのではないでしょうか。
気になる歌詞の意味をそれぞれ考察してみたいと思います。
ひこうき雲の歌詞の意味を考察
#このシーンが神すぎて溺愛してる映画
— 村上 研太 Kenta Murakami Movie Maker&Creator (@murakengmail) April 28, 2024
ほぼ零戦のことは描かず、九試単戦ができるまでを描いた「風立ちぬ」
最後に残骸を越え着いた先、飛行機の墓場へ跳んでいく零戦
そこで堀越二郎は呟く
「一機も戻ってきませんでした」
モノづくりとはかくも過酷で虚しいものかと突きつけられる#ジブリ #ghibli pic.twitter.com/cSa5jdpGnH
歌詞を見ただけで奥深さが感じられますが、歌詞の意味について順を追って考察してみました。
白い坂道とは、ひこうき雲のことだと思います。
かげろうは地面から炎のように揺らめきが立ち上る現象で、ゆらゆらと揺れる魂や儚さに例えているのかもしれません。
比喩表現がすごいね。
空まで続くひこうき雲の坂道を通って、友人の魂が誰にも気づかれずに天へと昇っていく様子が感じ取れます。
死を覚悟したことで、何も恐れることなく舞い上がっていったという意味なのではないかと思いました。
「あの子の命はひこうき雲」という歌詞は、ひこうき雲のように消えてしまう儚さを意味しているのでしょう。
ひこうき雲になりたかったのかな?
「あの子」の抱える苦しみは、他の人には分からないほどの苦しみだったのではないでしょうか。
「死んで楽になりたい」とさえ思っていたのではないかと考えさせられます。
死によって苦しみからようやく解放されたことが、幸せと例えているのではないかと思いました。
幸せの形はそれぞれだもんね。
ずっと空に行きたいと思っていたあの子が、ようやく空へ行くことができたという印象を受けました。
死は悲しいものでありながらも、ひこうき雲を見る度に思い出してもらえる彼女は幸せなのかもしれないですね。
『風立ちぬ』をスマホやパソコンで観る方法
ところで、『風立ちぬ』をスマホやパソコンで観る方法があるのはご存知ですか?
ジブリ作品って日本じゃ著作権の絡みでツタヤとかゲオのレンタルでしか観れないんじゃないの??
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詳しいことは、こちらの記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
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まとめ
風立ちぬは高校生の頃見て僕の中で一番影響を受けた映画で、当時は何度も見返した。一番好きで、一番憧れで、だからこそ今の自分の状態では見るのが怖いしとても見返せない。この作品をまた真っ直ぐ見返せる日が来る自信は正直もうない。けどそのくらい好きだったし、今も一番好きな映画に変わりは無い pic.twitter.com/JZ4bjH4i4P
— べーた (@onecuprain) April 21, 2024
風立ちぬで菜穂子は死んだの?「ひこうき雲」歌詞の意味から考察についてお伝えしました。
- 風立ちぬで菜穂子は死んだの?
- 結核によって亡くなった可能性が高い
- 「ひこうき雲」歌詞の意味から考察
- 身近な人の死の儚さをテーマにしている
歌詞がストーリーにぴったりだったね。
ストーリーや曲の歌詞から、身近な人の死を深く考えさせられます。
風立ちぬを観る時は、歌詞の意味も照らし合わせながらご覧になってみてくださいね。