クシャナ殿下「おぞましきもの」とは?我が夫が見る身体の意味も考察|ジブリの世界に興味津々♪
風の谷のナウシカ

クシャナ殿下「おぞましきもの」とは?我が夫が見る身体の意味も考察

クシャナ殿下 おぞましきもの
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【風の谷のナウシカ】に登場するクシャナ殿下が言う「おぞましきもの」とは何なのでしょうか。

また、「我が夫」が見ることになるクシャナの身体の秘密やその意味についても気になりますよね。

この記事のポイント
  • クシャナ殿下「おぞましきもの」の意味は?
  • 「我が夫」が見るクシャナの身体について考察

秘密は義手だけじゃないから要チェックだよ!

具体的に明言されていない部分が多いので、私なりの考察も交えてご紹介します♪

【風の谷のナウシカ】クシャナ殿下「おぞましきもの」とは?

「我が夫となるものはさらに”おぞましきもの”を見るであろう」と、城おじたちとユパに義手を見せたクシャナ殿下。

映画・原作漫画どちらにも「おぞましきもの」の具体的な説明はなく、不明です。

だから状況やセリフから想像してみるよ!

「おぞましきもの」とは単にクシャナが負った大けがのことだけではなく、残酷な世界そのものなのではないかと予想しました!

また、クシャナが義手になった経緯についても解説していきますね。

クシャナ殿下は蟲に襲われて左手を失った

ユパたちに捕えられたクシャナが左手の甲冑をカパっと外すシーン。

腕があるはずなのに中は空洞で、義手であることがわかりますね。

なんで義手になったんだろう?

左手を失った理由は作中で語られませんでした。

しかし、蟲に襲われて大けがを負ったのではないかと予想できます。

  • 義手を見て「蟲にか」と聞いた城おじに返事をしなかった→無言の肯定
  • 腐海を焼き払うことにこだわり、蟲を恨んでいる様子がある
  • 腐海で王蟲に出会い、怯えている

たしかに蟲たちを敵視しているよね。

このことから過去に何らかの理由で腐海に入ってしまい、蟲に襲われて左手を失ったのではないでしょうか。

肩から甲冑で覆っているためもしかしたら左腕全てを失ったのかもしれません。

そんな過去があったのなら、蟲や腐海を焼き払うことに全く迷いがない強いセリフにも納得です。

「おぞましきもの」とは残酷な世界そのものと予想

「おぞましきもの」が何なのかは明らかにされていませんが、残酷な世界そのものなのではないかと予想しました。

なぜなら、クシャナは蟲に襲われて左手を失っただけでなく世界の理不尽さに絶望したからではないでしょうか。

クシャナは命が助かったけど、亡くなった人も多そう…。

クシャナは悪役として登場しますが、部下からの信頼が厚く自ら先頭に立つ勇気もあり、王族としての品格も持っています。

世が世なら名君として立っていたでしょうし、クシャナにはその器があるでしょう。

しかし蟲に襲われ体の一部を失ったことで一度は自信を失ったのではないでしょうか。

しかもめちゃめちゃ怖かっただろうね…。

映画では登場しませんが、原作漫画では強欲な兄たちの策略にはめられてしまうシーンも。

そのため腐海に入ってしまったのは事故に見せかけた身内の仕業かもしれませんよね…。

それに、クシャナを守るために死んだ仲間もいるでしょう。

現代では考えられないくらいの残酷さよ。

蟲に襲われる恐怖、体の痛み、強い悲しみ、恨み、喪失感、全て束ねた「おぞましきもの」がクシャナの言葉に隠されているのかもしれませんね。

【風の谷のナウシカ】クシャナ殿下我が夫が見る身体の意味も考察

夫となる者が見るクシャナの身体の秘密とは何なのでしょうか。

それはおそらく、左手の他にも何らかの損傷や怪我の後遺症があるという意味なのでしょう。

服の下はもっとひどいよってことなのかな…。

しかし実は原作漫画でのクシャナは手足を失っていないんです。

映画でのクシャナが義手なのは、腐海を焼き払う動機付けが必要だったからでしょう。

それでは詳しく解説していきます!

「我が夫」が何を見るのか考察

クシャナは左手だけでなく、両足も義足なのではないかといわれています。

たしかに両足も左手と同じく甲冑で覆われていますよね。

義足っていう設定は特にないみたい。

もし両足も蟲に襲われて失っているとすれば、下腹部に傷が達している可能性も…。

女性としての機能に何らかの欠損がある=夫となる者はおぞましいものを見る、という意味かもしれませんね。

顔はきれいだけど、隠れている部分は傷だらけなのかもしれない。

しかし、次のようなシーンがあるので両足は健在の可能性もあります。

  • 崖のような場所を移動する
  • かかとに仕込んだナイフで縄を切る

いずれにせよ、「おぞましきもの」は義手だけではないということ、両足や下腹部にも何らかの欠損があることは予想できますね。

原作では五体満足のクシャナ殿下

実は、クシャナは原作漫画だと手足を失っておらず健在です。

えー!じゃあなんで映画だと義手なの??

それは、全7巻の漫画を2巻までの内容で映画にするためクシャナを悪役にする必要があったからです。

ナウシカと正反対のクシャナは、蟲や腐海を憎み焼き払おうとします。

その動機付けとして「蟲に襲われて左手を失った」と推測できる設定が必要だったのでしょう。

漫画と映画のクシャナは結構違うんだよね。

ちなみに漫画では、神聖皇兄ナムリスがクシャナに政略結婚を迫るシーンも。

クシャナは部下の命を条件に話を受けますが、「牙をむく毒蛇の巣穴に裸で踏み込めるかな?」と夫となるナムリスをけん制しています。

身体ではなくクシャナの内に秘める「おぞましきもの」が垣間見えますね!

まとめ

クシャナ殿下のセリフ「おぞましきもの」の意味や、我が夫が見る身体の意味やその秘密について考察してみました!

まとめ
  • クシャナ殿下の「おぞましきもの」の意味とは?
    →失った左手だけではなく、理不尽な世界への絶望や残酷な世界そのものと予想。
  • 我が夫が見る身体はどんなものか考察
    →左手以外に両足、下腹部なども蟲に襲われて失った可能性が高い。

ナウシカの世界に生まれなくてよかった…。

漫画のクシャナは映画と設定が違うので、彼女の活躍が気になる方はぜひ読んでみてくださいね!

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