思い出のマーニー「杏奈」はクズなのか?性格がエモいのは幼少期から?
映画「思い出のマー二―」に登場する杏奈が、クズではないかという声が多く挙がっているようです。
また、杏奈の性格がエモいのは幼少期からなのでしょうか?
そういえば信子に対して、かなりキツイことを言っていたね…。
ここで分かることは以下の通り。
- 「思い出のマー二―」の杏奈はクズなのか?
- 杏奈の性格がエモいのは幼少期から?
徹底的に調査し、考察していこうと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
【思い出のマー二―】杏奈はクズなの?
思い出のマー二ー、前に映画館で見たけどこんなんだったっなーと思いながら見てる。マー二ーと絡むたびアンナが頬を赤らめるのがきになる、、。 pic.twitter.com/WvKK2oEkSD
— Mizucci (@zuccina) July 14, 2017
結論から言いますと、杏奈はクズではありません。
複雑な家庭事情があることや杏奈自身の気持ちの問題があるようです。
杏奈は小さいころお婆さんに育てられているんだよね。
また、この杏奈の思い・気持ちについては分かる人には分かるのだとか。
同じ境遇を経験していないと、理解できないことが多いのかもしれませんね。
杏奈はクズではない
杏奈/思い出のマーニー pic.twitter.com/qRarI3Zea3
— 凛🎧 (@rin0729_ghibli) March 13, 2024
杏奈が被害妄想が激しいとか、根暗で性格が悪いという声が多数挙がっていました。
しかし、杏奈はクズではないのです。
杏奈は、物心つく前に両親を亡くしてお婆さんに育てられているんですね。
そのお婆さんも亡くなり、家族の繋がりや親からの無償の愛というものを知ることがなかったのでしょう。
杏奈にとって、お婆ちゃんが唯一の家族の繋がりだったのかも。
そういった背景があり、映画で描かれているような少しわがままに見えるような性格になったと考えられます。
杏奈はクズではなく、ただただ自分の気持ちを上手に表現できないだけで、不器用なのだと考えられないでしょうか。
性格に共感できる人は限られる?!
思い出のマーニー、しんどい思春期を送ったものとして杏奈の気持ちに共感出来すぎるし毎回ここで号泣するから駄目 pic.twitter.com/d2mES3hHiB
— 笑廻 (@sinsenlove0505) June 28, 2023
複雑な家庭環境で育った杏奈ですが、このような状況は同じような境遇を経験した人でないと共感が難しいのかもしれません。
例えば、片親であることや肉親を失ったというような経験ですね。
杏奈は、家庭事情があってか自分に自信がなく、自分のことを嫌いとまで言っています。
ハードモードな人生経験が杏奈にはあるんだ。
すべての人がこのような経験がないと共感できないとは言い切れません。
しかし、杏奈の気持ちが理解できないと「わがまま」「根暗」「クズ」などとネガティブな印象を持つのです。
杏奈は不器用ながらも、自分の気持ちや感情に折り合いをつけていたのかもしれません。
お義母さんは優しい感じだったもんね。
このような印象を持ってしまうと、この映画を楽しむことは難しいかもしれないですね。
【思い出のマー二―】性格がエモいのは幼少期からなの?
ちなみに “思い出の(アル)マーニー”か”思い入れのあるマーニ”か迷った(フォロワーに謝れ) pic.twitter.com/yQDljdWrj9
— クレヨンのりんぺい (@riii__tao) October 30, 2020
さて、ここでは杏奈の性格がエモいのは幼少期からだったのかを考察していこうと思います。
杏奈の性格を作り上げたきっかけは、両親を失ったことであり、彼女は里子という立場になります。
お婆さんに引き取られ育てられますが、親の本当の愛情などを知ることなく成長したことがエモさの原因でしょう。
育ててくれたお婆さんも亡くなってしまって、自分は捨てられたんだと思ってしまうんだ。
しかし、そんな性格もマーニ―と出会うことで変化します。
そのマーニ―という存在も驚きの事実が映画の最後で判明することは、映画を観た人ならご存じでしょう。
このマーニ―という存在は、杏奈にとって良い結果をもたらしてくれたのですね。
きっかけは幼少期に両親を失ったこと
思い出のマーニー
— しーにゃ (@kurae4kinoko) January 21, 2024
最後の最後ですごい泣かされる
本当に杏奈のこと好きだったんだなぁって思った
家族愛は泣けるの多いよね
#私の号泣アニメ pic.twitter.com/HrSLSrcUm4
杏奈のあのエモいとも言える性格になったきっかけは、両親を失ったことが大きいでしょう。
それに加えて、育ててくれたお婆さんも亡くなってしまいます。
幼くして、このような経験をしてしまったことで「自分は愛されていない」と思い込んでしまうのですね。
杏奈は自分のことが好きじゃないって言ってるもんね。
「愛されていない」と思うと自分のことも好きになれなくて、杏奈はマーニ―と出会うまで葛藤。
杏奈のこの葛藤や苦しみが表情に出ていると思いますし、セリフや友達への言動にも繋がっているのだと考えます。
この繊細な性格のエモさを表現した米林監督の腕も素晴らしいですし、杏奈の魅力とも考えられないでしょうか。
杏奈はマー二―に出会って変わった
#思い出のマーニー
— リョウ🎬 (@pryokun1227) January 14, 2023
イギリスの児童文学「思い出のマーニー」を、スタジオジブリがアニメーション映画化。
心を閉ざした少女・杏奈が、金髪の少女マーニーと出会って秘密の友だちになり、体験するひと夏の不思議な出来事を描く。#映画好きと繋がりたい #映画垢 #映画 #ジブリ映画 pic.twitter.com/KNgEnqRMe0
エモさ滲み出る杏奈ですが、喘息を患っており療養するために家を離れます。
その村の近くに屋敷があり、そこでマーニ―に出会います。
間違いなく、この出会いが杏奈の気持ちに変化をもたらしたのでしょう。
湿っ地屋敷だよね!
マーニ―と戯れる中で、本当の人との繋がりを知ることができ、自分の心の傷・トラウマと向き合うことができた杏奈。
実はこのマーニ―という存在は、自分のお婆さんの幼い時の姿だったということがわかります。
最後には、お義母さんのことをきちんと人として「おかあさん」と呼ぶことができましたし、友達にも謝ることができていますね。
杏奈にとってプラスの出来事だったんだね。
家族を失うという経験はしていませんが、自分のことが好きになれないという気持ちは、私にもわからなくもありません。
杏奈の気持ちになって、マーニ―と触れ合うことを思うと私も心が洗われる感覚になりますね。
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まとめ
#新しいプロフィール画
— りら@勉強垢 @闘病垢 (@ly___ra) April 11, 2023
「思い出のマーニー」
ジブリの中ではマイナーな作品だけど、最後まで見た人なら、杏奈を見つめるこのマーニーの目がすごく印象的じゃないかなって思う。私は大好きな作品。 pic.twitter.com/ZKPMw54ZZu
今回は、「思い出のマー二ー」の杏奈はクズなのか、性格がエモいのは幼少期からなのかを調査しました。
- 「思い出のマー二―」の杏奈はクズなのか?
→杏奈はクズではない!
→共感できる人は限られる可能性がある - 杏奈の性格がエモいのは幼少期から?
→両親を失ったことがきっかけ
→マーニ―と出会うことで変わることができた!
映画「思い出のマーニ―」は、それまでのジブリのヒロインにはなかった繊細な感情が描かれているのではないかと考えます。
トトロなどとは違う雰囲気は間違いなくあるね。
杏奈の事情が理解できれば、映画鑑賞の角度を変えて楽しめるのはないでしょうか。