思い出のマーニーはジブリじゃない?ひどい内容で名作にはならないの声!
映画「思い出のマー二―」が、ジブリじゃないと言われているようです。
また内容がひどく、名作にはならないという声も挙がっているんだとか。
人によって好みが違うからなのかなぁ?
ここで分かることは以下の通り。
- 「思い出のマー二―」はジブリじゃないの?
- ひどい内容で、名作にはならないの?
この作品に関して、様々な声がありましたので、ご紹介できたらと思います。
Contents
【思い出のマー二―】ジブリじゃない?
#タイトルからしてすでに傑作な映画
— マナ (@manatee_iroiro) February 18, 2024
原著の題名が『When Marnie Was There』「マーニーがそこにいた時」。
それを「思い出」と訳した。
それぞれの思い出の中にいる「マーニー」を重ね合わせることで彼女の悲しみと愛が浮かび上がり、杏奈の「思い出」のマーニーになる。 pic.twitter.com/AhIZ0Q9hUA
「思い出のマー二―」は、宮崎駿監督が完全に関わっていないジブリ映画なのです。
「借りぐらしのアリエッティ」のように、監督としてではなく企画等に関わることはあったのですが、この作品は完全に手を離していたよう。
他の映画では、監督じゃなくても何かしらの形で関わっていたんだね。
また、宮崎駿が監督したジブリ作品と比べるとメッセージ性が薄いからジブリじゃないといわれていると考えられます。
だからと言ってつまらない映画とはいいませんが、ジブリと言えば宮崎駿というイメージはなかなか大きなものだと感じました。
宮崎駿が関わっていないジブリ作品
私は性根のねじ曲がった宮崎駿による人間嫌悪的なジブリが好きなんですが、他の監督が描く人間賛歌的なジブリも好きですよ。
— バートロー (@Barttro) July 20, 2014
そういう意味で思い出のマーニーは超人間賛歌のジブリでしたわ。 pic.twitter.com/WITPvfcA5m
「思い出のマー二―」は、宮崎駿が完全に関わっていないジブリ映画です。
例えば、脚本や企画で「借りぐらしのアリエッティ」「猫の恩返し」「ゲド戦記」などには関わっているよう。
これらの作品の監督は宮崎駿ではありませんが、宮崎駿が関わっていることがアピールされていました。
しかし、「思い出のマー二―」は完全に宮崎駿の手を離れて他の人材に任せた作品。
「思い出のマー二―」の監督は、米林宏昌さんです。
ジブリ映画として宣伝されていても「宮崎駿」という名前がないと「ジブリ作品じゃない?」と思う人も多くいたようです。
ジブリと言えば宮崎駿というイメージは、私たちにきちんと刷り込まれているのかもしれません。
ジブリじゃないと言われる理由は?
『思い出のマーニー』
— 石井公二(『片手袋研究入門』実業之日本社より発売) (@rakuda2010) April 3, 2020
「あんなに何回も女の子が意識失ってたらもっと問題になるだろ!」とか細かい点は置いといて、個人的には宮崎作品と並ぶくらい思い入れある。公開当時、ボロ泣きした。冒頭の公園での写生。杏奈と男性教師のやりとりだけとってみても、宮崎駿には描けないシーンだと思う。 pic.twitter.com/zesyCKlU4h
「思い出のマー二―」がジブリじゃないと言われている理由は、他のジブリ作品のようにメッセージ性が薄いからではないでしょうか。
例えば「もののけ姫」には「生きろ」、「風立ちぬ」には「生きねば」というメッセージがあり、映画の内容もメッセージ性が非常に強いですね。
この作品が面白くないわけではありませんが、他のジブリ作品と比べると物語の内容に凝ったものだと感じます。
オチもきちんとあって、物語として楽しめるという声があったよ。
メッセージを伝えようと言うより、人間味あふれる登場人物に面白さを感じたり、キャラクターの心情を想像できたりすることが、この映画の特徴ではないでしょうか。
他のジブリ作品にはあまりない特徴なので、ジブリじゃないと言われているのかもしれません。
【思い出のマー二―】ひどい内容で名作にはならない?
【ジブリ大好き♡】
— 宮崎駿~ジブリの産みの親名言集~ (@ghiblimiyazak) September 20, 2014
『思い出のマーニー』長年ジブリ作品を支えた宮崎駿監督と高畑勲監督が関わらない初の長編作品としても注目を集めています。 pic.twitter.com/R6vXWWFl15
「思い出のマー二―」がひどい内容、名作にはならないという声も多数挙がっているんだとか。
実際、この作品は大人向けの作品であり内容自体はひどいものではないと考えます。
結局人によって好みが違うからって言うんでしょ?
人の好みと言ってしまえばそこまでですが、この作品が面白いか面白くないかの線引きは映画の内容に共感できるかできないか。
登場する人物の心情や置かれている状況に共感できれば、感動できる面白い作品になるのではないでしょうか。
大人向けな内容の作品
思い出のマーニー。いまアメリカで流行りの #cottagecorelesbian ×バックトゥーザ・フューチャーって感じの映画でしたね。
— 藤井美穂 俳優/プラスサイズモデル Miho Fuji (@mihoimiofficial) August 4, 2020
未だに、宮崎駿風のキャラデザなのに、演出が宮崎的じゃないのが脳が混乱するわ。
エンディング曲素敵! pic.twitter.com/wxdTidYBZV
「思い出のマー二―」は他のジブリ作品とは違って、大人が観て面白い映画だと考えます。
大人向けな作品であるとされる理由を考えましたので、ここでご紹介。
- 物語の解釈が少々難しい
- 子どもが観ても、登場人物の置かれている状況が理解しにくい
- 登場人物の感情が非常にリアルに表現されている
内容的には、寂しい状況に置かれていた主人公がマー二―と出会うことで、自分は一人ではないことに気が付くというもの。
簡単に言うとこんな感じの内容です。
しかし、他のジブリ作品と比べるとすんなりと内容が理解できないでしょう。
また、主人公のアンナが義父母に育てられているという状況も、子どもには想像しにくい点ですね。
確かに少し難しいかもね。
子どもからしたら主人公のアンナが置かれてる状況やセリフの内容が、少々難しく感じる点があります。
例えば「醜くて、馬鹿で、不機嫌で、不愉快で、だから私は私が嫌い」というアンナのセリフがありますが、大人なら人間味あふれるリアルさを感じるかもしれませんね。
余談ではありますが、この映画と同時期には「アナ雪」が公開されていたよう。
世界的にヒットした映画だったから余計比べられたのかも…。
話の分かりやすさからしても「思い出のマー二―」の方が、少々難解な点があったのですね。
内容に共感できると面白い
"2014年"に『クルミわり人形とねずみの王様展』で、わざわざ
— ありあろす (@ari720aro) May 21, 2022
「ネグリジェの女の子」
をメインポスターに据えた宮崎駿監督。
明らかに米林監督の『思い出のマーニー』をメチャクチャ意識してるのホントに好き。 pic.twitter.com/19Os7SUyax
「思い出のマー二―」への評価として以下のような声が挙がっていましたので、ご紹介いたします。
ジブリでいちばん良い映画は「思い出のマーニー」!
終わり方はあんまり好きじゃない。
杏奈と自分を重ねて見てた、しばらく映画のことで頭がいっぱいになった。
自信がなくて暗い杏奈が子どものころの自分と同じだと思った。
杏奈の性格が暗くてあまり共感できなかった。
やはり好きな人は好きなようですが、内容が理解できないとあまり面白くないと感じる人もいるよう。
先にも少し解説しましたが、この映画は登場人物の感情の動きが繊細に表現されています。
この登場人物の感情にどれだけ共感できるかという点が、映画の面白さを左右するんですね。
ジブリを観てて、あまり自分のことのように感じたことはなかったなぁ。
自分のことなんか嫌いと言うシーンがあり、孤独を感じている少女に自分を重ね、まるで自分が映画の登場人物になったような気分になる人は、大いに共感できるでしょう。
人間の心情の変化を丁寧に描き、物語の伏線にも驚きのある、これまでのジブリにはなかった楽しみ方ができる映画なのかもしれません。
『思い出のマーニー』をスマホやパソコンで観る方法
ところで、『思い出のマーニー』をスマホやパソコンで観る方法があるのはご存知ですか?
ジブリ作品って日本じゃ著作権の絡みでツタヤとかゲオのレンタルでしか観れないんじゃないの??
そうなんです。ジブリ作品は日本国内で放送権を持っているのは「日本テレビ」だけなので、動画配信サービスでは配信できないんですね。
ただし、それは日本国内での話であって、実は海外のNetflix (ネットフリックス)だとジブリ作品が見ることができます!
それって大丈夫なの?
もちろん、大手のVPNサービスを使うので危ないどころか、ITセキュリティスペシャリストから高い評価を得ているサービスなので安心して『思い出のマーニー』を観ることができます♪
詳しいことは、こちらの記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
\日本№1最速のVPNだから安心!/
まとめ
魔法の輪の外側にだって愛は溢れている
— Daichi (@DaichiQ9JK0Rx0S) January 13, 2023
マーニーとの出会いで杏奈は成長して感情を再び表に出せるようになり、彩香とも友達になり養母の頼子の愛情に感謝する。
マーニーとの思い出は、淋しい思いをさせた杏奈に眠っていた生きる力を呼び覚ましてくれた#金曜ロードショー #思い出のマーニー pic.twitter.com/SAjg29vxGy
今回は、映画「思い出のマー二―」はジブリじゃないのか、ひどい作品で名作にはならないのかを調査・考察しました。
- 「思い出のマー二―」はジブリじゃないの?
→宮崎駿が全く関わっていないジブリ作品
→メッセージ性より、人物の心情描写や物語の内容が濃い - ひどい内容で、名作にはならないの?
→どちらかというと大人向けの作品
→作品の内容に共感できる人にとっては面白い作品
実は、私は「思い出のマー二―」の内容は知っているのですが、きちんと映画を観たことがありませんので、この際最後まで観ようと決心しました。
途切れ途切れで観ていて、きちんと鑑賞できていません…申し訳ありません…。
調査をしていると色々な声がありましたが、自分の楽しめるジブリ作品はいくつあってもいいなぁと感じます!