思い出のマーニーはどこの国が元ネタ?モデルとなったイギリスの舞台を徹底解説
スタジオジブリで初とも言える、二人の女の子が主人公の作品『思い出のマーニー』。
この作品はどこの国が元ネタかご存じでしょうか?
『思い出のマーニー』はどこの国の話なのかな?
また、モデルとなったイギリスの舞台についても気になりますよね。
今回は、
- 思い出のマーニーはどこの国が元ネタ?
- 思い出のマーニーのモデルとなったイギリスの舞台を徹底解説
こちらについて、徹底調査していきます。
Contents
思い出のマーニーはどこの国が元ネタ?
ほんとはイギリスとかだったかの舞台の思い出のマーニーはジブリでは北海道を舞台にした。条件が似てたからだけどまーアンナが杏奈なったりマーニーはなんで外人のまま?というちょっとしたミスマッチが… pic.twitter.com/t02HnUkqPh
— 梨田ヒカリ旧北海101@コナン映画おおい済み (@gpzaffowa5125) January 15, 2023
『思い出のマーニー』の元ネタとなった国はイギリスです。
実は、『思い出のマーニー』は1967年に出版された、イギリスのジョーン・G・ロビンソンによる児童文学作品が原作となっています。
原作はイギリスだったんだ!
ジブリ映画の『思い出のマーニー』が公開されたのは2014年。
内容は原作の小説とほぼ違いありませんが、映画は日本での公開なので、登場人物の名前が日本名だったり、日本に馴染みのあるものに変更されている部分があります。
また、ジブリの映画版ではモデルとした場所はイギリスだけではないのだとか。
え!イギリスだけがモデルじゃないの?
『思い出のマーニー』の元ネタの舞台となった街について、詳しく調査していきましょう。
元ネタの舞台はイギリス
現し身のはかなさゆれて永遠の去る
— 病床六フィート-世は寸善尺魔 (@choryusui) June 5, 2023
ジブリのアニメで好きなのは、ラピュタと魔女の宅急便。先日観た「思い出のマーニー」。原作はイギリスのJ.G.ロビンソン。テーマが少々難しくて、ちょっと深掘りしてみたら原作のイギリス版とフランス版に当った。表紙の違いに秘密を解く鍵がありそう。 pic.twitter.com/LEZDPYc2Xd
先述したように、原作『思い出のマーニー』の舞台はイギリスです。
心を閉ざした少女アンナが、湿っ地屋敷で出会った少女、マーニーとの秘密の交流を通じて成長していく物語。
最後は感動の物語!
原作では架空のリトル・バートンという村が物語の舞台でした。
原作者のジョーンが実際にバーナムオーナリーという港町で夏を過ごした時のことを小説の元にしているのだとか。
実際に作者が体験したことなんだ!
また、映画版では、イギリスだけではなく北海道をモデルにしています。
なぜ原作の舞台、イギリスではなく北海道にしたのでしょうか?
次に詳しく解説しましょう。
どうして北海道なの?
映画のモデルは北海道
今日の金ロ、大好きな思い出のマーニーやるー!ฅ^•ﻌ•^ฅ
— 石川不二夏🗻 (@Fujika_puu) January 13, 2023
好きすぎて釧路湿原にも一人で行ったし特急おおぞらにも乗った✨ pic.twitter.com/epOLDaW7tG
ジブリ映画『思い出のマーニー』は北海道の釧路湿原や根室が主なモデル地です。
映画の監督である米林宏昌監督が、原作の舞台であるイギリスの湿地のイメージから、釧路湿原を選んだのだとか。
また、釧路は霧が発生することが多いことから「日本のロンドン」と呼ばれています。
イギリスと釧路が似た環境なんだね!
ジブリ映画としては、北海道を舞台にしたのは初の試み。
調査を進めると、米林監督は原作の世界観を壊さないよう、北海道の湿地帯に場所を置き換えて制作したのだということがわかりました。
日本と外国で似ている土地があるなんて思わなかったなぁ!
イギリスの雄大な自然は、まさに北海道の自然ともイメージがぴったり合っていますよね。
思い出のマーニーのモデルとなったイギリスの舞台を徹底解説
思い出のマーニー感動!
— am (@ucy53tZJjfeOrmv) May 29, 2016
何回読んでも飽きないわー、泣けるし💦ノーフォーク州行きたい〜😆 pic.twitter.com/U2jdXoyzkx
『思い出のマーニー』のモデルとなった場所は、主にイギリスと北海道だということがわかりました。
原作者のジョーンが実際に過ごした、バーナムオーナリーという港町はどのような街なのでしょうか?
物語と同じように、自然が多い街かな?
実際にある街ならば、ぜひ行って『思い出のマーニー』の世界観を感じてみたいですよね。
バーナムオーナリーは、物語の中に入ったような風景が、あちこちで見られるようです。
行ってみたーい♪
舞台になったとされるイギリスの港町を深掘りしてきましょう。
イギリスの港町がモデル
ノリッチから8km先にあった友人宅を過ぎてからはノーフォークの風景の一つである放牧されたブタを見たり、イギリスの春を象徴する水仙を愛でたり…。ウェンサム川の湿地を進み、リングランドという集落に到着。集落にはパブが一軒ありますが営業してなかった。教会の扉は開いていたので見学。 pic.twitter.com/XoOwXtiejx
— Kei Tachibana (@Rikka1535135) February 9, 2024
原作ではイギリスのノーフォーク州にある、バーナムオーナリーという名の小さな港町が舞台。
農業と観光が有名な街です。
農業が一番有名みたい!
また、夏にはラベンダーが咲き誇り、北海道の夏と共通する部分も見られますね。
物語の中に出てくる手漕ぎボートも、実際にたくさん停泊しています。
マーニーとアンナが漕いでいたボートだね!
原作でマーニーの恐怖の対象であった風車小屋も実際に見られるのだとか。
一般的な旅行ガイドには載らないような小さな街ですが、自然も美しく、物語の主人公になった気分になれそうですね。
物語の中に入ったみたい♪
湿っ地屋敷が実在する!?
軽井沢タリアセンの睡鳩荘に旅行の際立ち寄りました。ここは思い出のマーニーに登場する湿っ地屋敷のモデルになったと言われています。雪化粧がとれていない内に訪れたからか、目の前に湖が広がっている姿は幻想的でありながら寂しげに映りました。
— 。🕊 (@ribon__mm) May 21, 2024
湖では実際にボートに乗ることが出来ておすすめです pic.twitter.com/hh8D68yy15
風車小屋からやや歩くと、海と入り江に面した場所に湿っ地屋敷のモデルとなった建物が実際にあります。
原作や映画と同じ、青い縁の窓が印象的。
わぁ!見た目がほぼ同じ!
物語が書かれた当時と全く変わりない姿で、当時は穀物倉庫として使われていたのだとか。
マーニーが今にも窓から顔を出しそうな建物です。
本当だー!マーニーに会えそう!
また、日本にも湿っ地屋敷のモデルとなった建物が存在していました。
それは北海道ではなく、長崎県の軽井沢タリアセンにある唾鳩荘(すいきゅうそう)。
睡鳩荘は、軽井沢別荘建築史の中でも最上質なものとされています。
洋風の建物が素敵だなぁ!
まさに物語の湿っ地屋敷がそのまま飛び出したような感じです!
『思い出のマーニー』をスマホやパソコンで観る方法
ところで、『思い出のマーニー』をスマホやパソコンで観る方法があるのはご存知ですか?
ジブリ作品って日本じゃ著作権の絡みでツタヤとかゲオのレンタルでしか観れないんじゃないの??
そうなんです。ジブリ作品は日本国内で放送権を持っているのは「日本テレビ」だけなので、動画配信サービスでは配信できないんですね。
ただし、それは日本国内での話であって、実は海外のNetflix (ネットフリックス)だとジブリ作品が見ることができます!
それって大丈夫なの?
もちろん、大手のVPNサービスを使うので危ないどころか、ITセキュリティスペシャリストから高い評価を得ているサービスなので安心して『思い出のマーニー』を観ることができます♪
詳しいことは、こちらの記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
\日本№1最速のVPNだから安心!/
まとめ
撮れた写真が完全に思い出のマーニーだなあって思って、ググったら聖地モデルの場所だった pic.twitter.com/ijSEVDcRqh
— #ざわ (@spring_sleep315) August 5, 2020
今回の記事では、ジブリ映画『思い出のマーニー』はどこの国が元ネタか、モデルとなったイギリスの舞台について調査しました。
- 思い出のマーニーはどこの国が元ネタ?
- 原作はイギリスのバーナムオーナリーという港町が元ネタ。
- 思い出のマーニーのモデルとなったイギリスの舞台を徹底解説
- 農業と観光が有名な街で、物語に登場する風車小屋や湿っ地屋敷が実在する。
このように、『思い出のマーニー』の元ネタとなった国はイギリスの小さな港町であるということがわかりましたね。
また、映画版はイギリスだけでなく、北海道もモデルとなっていました。
イギリスと北海道が同じような環境だったとは驚きだなぁ!
改めて、モデル地や風景にも注目しながら『思い出のマーニー』を見てみるのもいいですね♪