もののけ姫「エボシ」の目的は?タタラ場の立場を理由に何がしたいのか解説
ジブリ作品の中でも有名な「もののけ姫」。
もののけ姫に登場するエボシの目的は何なのか、知っていますか?
タタラ場の立場を理由に何がしたいのかも気になるところです。
映画を見たけど、エボシ様は何をしたかったんだろう?
今回は、
- もののけ姫「エボシ」の目的は?
- 【もののけ姫】タタラ場の立場を理由に何がしたいのか解説
こちらについて、徹底解説していきます。
Contents
もののけ姫「エボシ」の目的は?
もののけ姫を殺そうとギラギラしてるエボシさんとタタラ場と片腕を失って清々しくなってるエボシさん pic.twitter.com/auQt40rk7k
— おの☝️ (@YjCiBCxlrTzI96Y) August 18, 2020
もののけ姫に登場するエボシは、製鉄を専業とするタタラ場の頭です。
エボシの目的はこのタタラ場を守ること。
タタラ場は製鉄する場所だったのか!
映画を見ると、タタラ場には多くの女性が働いていることがわかります。
女性たちが生きるために住む場所、働く場所として、エボシがタタラ場を経営していたのだとか。
タタラ場はエボシが作ったんだ!
エボシの目的について、詳しく調査していきましょう。
タタラ場を守るのが目的
もののけ姫のエボシ
— Yakyuゾイド (@Yakyu147Ab) November 3, 2023
まさに女傑って言葉がピッタリ
タタラ場を作り色んな人を助けて、優しいからこそ修羅の道を歩んでしまったって感じがする
常に凛としてるけど、大笑いする描写もあったし素は気の良い姉ちゃんなんだろうなと思う pic.twitter.com/D8fEVgo0u7
エボシはタタラ場に住む女性や部下からも慕われていました。
平地では戦に巻き込まれることがあるため、山のふもとにタタラ場を作ったのだと思われます。
エボシはそのタタラ場を守り、発展させることが目的。
文明の発達は人にとって大切だもんね。
製鉄をするためには、火を起こすための木々が必要となりますよね。
エボシは豊かな森から木々を伐採していたため、サンや猩々(しょうじょう)たちと敵対していたようです。
文明の発達が理由でも、森は大切にしてほしい…。
森の神様が邪魔だった!?
もののけ姫に出てくる森の神様一覧
— サカナ (@Avocado79) November 6, 2018
犬神様、猩々様、乙事主様、シシ神様 pic.twitter.com/jn9bNd9tPV
エボシは森を切り崩し、タタラ場の発展を望んでいるため、森を守ろうとする神様が邪魔でした。
森に住む動物たちの中で一番の王様は、シシ神。
映画内では、ジコ坊たちがシシ神の首を狙っていましたが、エボシもシシ神の首を自ら狙いに行くシーンが描かれています。
エボシもジコ坊たちに協力していたね。
エボシは森の王様的な存在のシシ神を倒すことで、タタラ場が森の動物たちにも邪魔されることなく経営できると考えたのでしょう。
タタラ場を繁栄させたいというエボシの気持ちはわかりますが、森を大切にしたいサンや山犬たちにとっては敵だと言えます。
自然の神様であるシシ神様を狙うなんて、仲良くはできないね!
エボシとサンの対決シーンを見ると、「自然と人間の共存」という大きなテーマが隠れていることがよくわかりますね!
【もののけ姫】タタラ場の立場を理由に何がしたいのか解説
もののけ姫
— とみ@ふともも自殺 (@ryota_tomi) August 7, 2020
強い女、エボシ御前
ずっと強い女で、目もつり目なんだけど、タタラ場が崩壊して、「みんなはじめからやり直しだ。ここをいい村にしよう」ってタタラ場の再生を決めて、全てを受け入れる母の様な目になるラストシーン ………良すぎる… pic.twitter.com/AFqj9fcLy7
エボシがタタラ場を守り、築きたかったものは自分の国ではないかと推測されています。
ではなぜ、自分の国を作る必要があったのでしょうか。
調査を進めると、「もののけ姫」の作品の時代背景に理由があるようです。
もののけ姫の時代っていつなんだろう?
「もののけ姫」の時代は、室町時代の日本が舞台。
戦争がどの場所でも頻繁に起こっていました。
戦争とタタラ場の関係がどのようなものなのか、調査を進めました。
映画内でも戦のシーンが何回か出てきたなぁ。
自分の国を作りたいのが理由
もののけ姫のエボシ
— Yakyuゾイド (@Yakyu147Ab) October 2, 2022
・器量もリーダーシップもある
・タタラ場を開拓する
・自ら前線に出てサンと切り合いをする
・ラストでは考えを改め森と共生する柔軟さ
・シシガミの森に乗り込み銃でヤマイヌやシシガミや猪と戦う
これを見ると改めてあの時代で男すら従えるのも納得
まさに女傑 pic.twitter.com/pOybqmmyLE
戦争が多かった時代、エボシはタタラ場で製鉄をし、女性でも戦で戦えるような火矢(鉄砲)を作っていました。
そして女性や立場が弱い身分の人や、病気で差別されている人をかくまい、タタラ場で仕事を与えているのです。
タタラ場で守りつつ、仕事まで与えてくれていたんだ!
映画を見て一番に悪者に見えてしまうエボシですが、実は村で暮らす人々のことを考えた上での行動だったのですね。
エボシの最終目的は自分の国を作ること。
映画の終盤でエボシは「みんな、初めからやり直しだ。ここをいい村にしよう。」と、村の再生を願っています。
エボシ様が良い人に見えてきた…。
映画のセリフや行動を深掘りすると、エボシが何をしたかったのかが見えてきますね。
エボシの計画を詳しくリスト化!
もののけ姫のエボシ
— Yakyuゾイド (@Yakyu147Ab) March 1, 2024
若い頃めちゃくちゃ悲惨な目や辛い目に遭ってそうだし、たたら場を作るのにもめちゃくちゃ苦労してそう
それなのに野心とたたら場の住人に対する優しさを失わず両立してるの凄いと思う pic.twitter.com/h6v4AGe6fH
エボシにはどんな目的があったのか調査を進めてきましたが、ここでエボシの計画をわかりやすくリスト化してみました。
改めて、計画をまとめて見てみよう!
- 森を切り開き、タタラ場を経営。
- タタラ場での製鉄業を発展させる。
- 女性や病気の人も積極的に仕事を与える。
- 独自の銃を開発し、自衛と勢力の拡大を図る。
- ジコ坊たちと協力し、シシ神の討伐を計画。
- 森の神や動物たちを討伐し、理想の国を作る。
このように、エボシの計画を詳しく見て行くと、最終的な国作りを目指し、森を切り開いていこうとしていたことがわかります。
最終的な目標は自分の国作りか!
エボシの考えは、森を守りたい立場からすると残酷な計画ですね。
しかし、自分の理想の国を作るという目標に向かって前進する姿は、村のリーダーとして、とても頼りになります。
タタラ場の人々がエボシを慕っていたのは、そんなエボシの姿を見ていたからなのかもしれません。
みんなからも尊敬されるリーダーだったんだね!
まとめ
『もののけ姫』♦️エボシ
— 🌕Maki (@makichofu) July 21, 2023
タタリも恨みも憎悪も、たっぷり味わって来た
エボシには、アシタカのような言草が大キライ。 pic.twitter.com/ejdOsTB6nt
今回の記事では、もののけ姫に登場するエボシの目的は何なのか、また、タタラ場の立場を理由に何がしたいのかを調査しました。
- もののけ姫「エボシ」の目的は?
- タタラ場を守り、製鉄を発展させること。
- 【もののけ姫】タタラ場の立場を理由に何がしたいのか解説
- 自分の理想とする国を作ろうとした。
調査の結果、エボシはタタラ場を守り、自分の国を作りたいため、森の神様であるシシ神を狙っていたのだということがわかりましたね。
文明も大事だけど、自然を大切にするのも大事!
あらためて「もののけ姫」のテーマである自然と人間の共存や、エボシの考えに注目して映画を見てみると楽しめそうです!