「おもひでぽろぽろ」タイトルの意味は?名前の由来や裏話も紹介|ジブリの世界に興味津々♪
おもひでぽろぽろ

「おもひでぽろぽろ」タイトルの意味は?名前の由来や裏話も紹介

おもひでぽろぽろ タイトル
micoru
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

1991年に公開され、ジブリ映画で有名な「おもひでぽろぽろ」。

この「おもひでぽろぽろ」というタイトル、どんな意味があるのか気になりませんか?

「おもひで」だけど読み方は「おもいで」だよね。

また名前の由来や制作の裏話も知りたいですよね。

今回は、

  • 「おもひでぽろぽろ」タイトルの意味は?
  • 【おもひでぽろぽろ】名前の由来や裏話も紹介

について、深堀していきます!

「おもひでぽろぽろ」タイトルの意味は?

「おもひでぽろぽろ」というタイトルには、大人になった主人公のタエ子が小学校5年生の頃の自分の思い出が、ぽろぽろこぼれて思い出すという意味があります。

なるほど!それで「ぽろぽろ」か!

映画のキャッチコピーが「私はワタシと旅に出る」とされているように、一人旅に出た27歳のタエ子がそれまでの人生を振り返る物語。

初めてタイトルを聞いた人は、なぜ「おもいで」ではなく、「おもひで」なのかと疑問に思いますよね。

確かにどうして「おもひで」なのかな?

それは、映画を見た人にならこのタイトルがしっくりくるはず!

なぜ「おもひで」なのかを解説しましょう。

「おもひでぽろぽろ」ってどんな意味?

「おもひでぽろぽろ」のタイトルがなぜ「おもいで」ではなく「おもひで」と歴史的仮名遣いを使っているのか。

それは、主人公のタエ子が自分の子ども時代を思い出しているからです。

昔を思い出しているから?

タエ子が小学校5年生の頃は1966年。

映画を見た人の年代によっては懐かしさを感じるような作品ですよね。

「おもいで」という現代仮名遣いではなく、「おもひで」と歴史的仮名遣いを使用することで、タイトルからも懐かしさを感じるようになっています。

昔懐かしい感じがするね!

また、作品を見ると現代のタエ子や田舎の風景ははっきりとした線や色で描かれていますが、タエ子が思い出を振り返る時はぼんやりと薄い色で表現されていますね。

現代と思い出のシーンを分けて表現されることにより、さらにタエ子の思い出が強調されます!

思い出のシーンはぼんやりした感じがレトロ感溢れる!

子どもには人気がない!?

「おもひでぽろぽろ」はジブリ作品「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」のように、子どもが喜んで見たい!と思える映画ではないという意見があります。

確かにファンタジー系の作品ではないし、トトロのような可愛いキャラクターが出てくるわけでもないため、子どもにとって人気が出ない理由もわかります。

あんまり可愛さやファンタジーさはないな~。

「おもひでぽろぽろ」は、自分と向き合って大人になること、小学校5年生の頃を振り返って自分を見つめなおす事がテーマの映画。

小さい子どもに共感を得るのは、少し難しいかもしれませんね。

小さい子には少し早いかな。

しかし、タエ子の思い出である1966年代を子どもと一緒に見て、時代背景を感じたりすることも楽しいです。

大人は懐かしむ気持ちで、子どもは逆に新鮮な気持ちで映画を見れるのではないでしょうか。

大人と一緒に見て、昔はこんな感じだったんだって話をするのも楽しいね!

【おもひでぽろぽろ】名前の由来や裏話も紹介

「おもひでぽろぽろ」の名前の由来としては真相を確かめることはできませんでしたが、実はこの映画には原作となる漫画がありました。

え!漫画があったの!?

1987年に岡本螢さんと、刀根夕子さんが同名で全2巻の漫画「おもひでぽろぽろ」を発表。

スタジオジブリはこの漫画を元にアニメ映画「おもひでぽろぽろ」をタイトルを変更せずそのまま制作したのでしょう。

漫画のタイトルをそのまま使ったんだね!

名前の由来について調査!

ジブリ映画「おもひでぽろぽろ」は、漫画を原作としていることがわかりましたが、タイトルの名前の由来について真相はわかりませんでした。

タイトル「おもひでぽろぽろ」の意味はわかったね!

しかし、「おもひで」とあるように、タエ子が小学校時代の思い出を振り返り、自分の人生を見つめなおすという物語をよく表現していることがわかります。

タエ子の小学校5年生の頃がまさに大人に向けて成長していく時期。

現代のタエ子も人生のターニングポイントを迎えたことで、ちょうど5年生の頃の自分を思い出したのでしょう。

この映画を見て心に染みるものを感じますよね。

小学生時代のタエ子にも、現代のタエ子にも共感できるな~!

制作の裏話も紹介

「おもひでぽろぽろ」の映画制作の裏話がいくつかありますので、ご紹介しましょう。

一つ目は、高畑勲監督が描きたかった結末は全くの別物だったということ。

結末が違ったかもしれないの!?

映画の結末は、田舎の暮らしを体験したタエ子が思い悩んだ末に、トシオのいる田舎へと戻るというハッピーエンドです。

しかし、制作当初、高畑監督はタエ子が東京行きの列車に乗り、トシオと会うことはないという結末で進む予定でした。

そこで「はっきりとした結末が欲しい!」と高畑監督に意見を言ったのが、鈴木敏夫プロデューサーなのだとか。

タエ子がトシオの元に戻る決意をしたのは、鈴木プロデューサーのお陰でもありますね。

タエ子がトシオの所に戻ってよかった!

もう一つの裏話は、主人公タエ子とトシオのモデルは声優陣たちだということ。

タエ子とトシオの声優を担当したのは、歌手・女優である今井美樹さんと俳優の柳葉敏郎さんです。

有名なお二人!

高畑監督は、キャラクターのモデルとして2人を採用し、その後、声優としてもキャスティングしたのだとか。

見た目の他にも骨格や筋肉、話し方なども参考にしたと言われています。

是非、声にも注目して映画を見たいですね♪

方言や話し方にも注目してもう一度見たくなっちゃうな!

まとめ

今回の記事では、「おもひでぽろぽろ」というタイトルにはどんな意味があるのか、また名前の由来や制作の裏話についても深堀しました。

  • 「おもひでぽろぽろ」タイトルの意味は?
    • 主人公タエ子の小学校時代の思い出がぽろぽろこぼれて思い出すという意味。
  • 【おもひでぽろぽろ】名前の由来や裏話も紹介
    • 名前の由来の真相は解明できなかったが、制作裏話があることが判明。

「おもひでぽろぽろ」のタイトルや、裏話も知った上で改めて作品を見返すと、さらに深く作品を楽しめますよね♪

もう一度「おもひでぽろぽろ」を見返してみよう!

error: Content is protected !!
記事URLをコピーしました