平成狸合戦ぽんぽこ

『平成狸合戦ぽんぽこ』舞台の場所一覧!モデルとなった徳島県の裏設定も紹介

平成狸合戦ぽんぽこ 舞台
zyunko
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

長年愛されているジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台となった場所を、一覧でご紹介します。

東京の多摩地区の開発で、住処を守るとする狸の話だよね!

また、実はモデルとなっていた徳島県の裏設定も大調査!

  • 『平成狸合戦ぽんぽこ』舞台の場所一覧
  • モデルとなった徳島県の裏設定

この2点について、このあと詳しく解説していきますので是非最後までご覧ください♪

『平成狸合戦ぽんぽこ』舞台の場所一覧!

『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台となったのが、多摩ニュータウン

物語と同じく、この多摩地域は都市開発として森林伐採され、住宅地がたくさん建設されました。

東京の人口が増えてきた、昭和40年頃の話だね!

この作品は、実際に舞台となった場所がいくつかあるんですよ♪

そのほとんどは多摩エリアにありますが、徳島にある金長神社はまさにモデルとなった神社なんだとか。

この後、一覧にしてご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!

舞台は多摩ニュータウンだった!?

多摩ニュータウンは、『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台となった場所。

実際に開発前の多摩丘陵地区は緑豊かな山林が多く、田畑も多い農村地帯でした。

きっと実際も狸がたくさん住んでいたんだろうなぁ♪

しかし都市部に住む人が増えてきたため、多摩ニュータウンの都市計画がたてられました。

自然豊かなこの地区も人が住むために、森林伐採や田畑の埋め立てがされて、自然が失われてしまったことも事実。

作中でも都市化によって、狸の住処が奪われてしまうということで、狸たちは団結して開発事業を辞めさせようと奮闘するんですよね!

実際も、動物達は被害を受けたのかもしれないなぁ。

都市開発計画によって行き場をなくしてしまった動物達もいたのかと思うと、ちょっと心苦しくなりますよね。

ゆかりの場所を一覧でご紹介!

この作品は、舞台となった実際の場所がいくつかあるので、一覧にしてご紹介します♪

『平成狸合戦ぽんぽこ』舞台の場所一覧
  • 龍生寺阿弥陀堂(八王子市)…抵抗運動の拠点「菩提餅山万福寺」
  • 聖蹟桜ケ丘駅(多摩市)…四国から三長老がやってくるシーン
  • 乞田川(多摩市)…川の護岸工事をするシーン
  • 花園神社(新宿区)…新宿の花園神社(ナレーションのみ)
  • 金長神社(徳島県)…金長神社
  • ベルコリーヌ南大沢(八王子市)…万福寺の山を切り開いたトレンディーな住宅地

このようにほとんどが、『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台となった多摩エリアが作中でも使われているんです!

現実でもある風景だと、よりリアルに感じるよね♪

その中で、唯一徳島県の神社が舞台になっていますよね。

この映画に出てくる「6代目金長」というキャラクターは、徳島県に言い伝えられる阿波狸合戦の伝説から来ている狸で、これを祀っている神社が金長神社なんだとか!

狸を祀る神社があるなんて初耳だ!

このゆかりの地をめぐる、聖地巡礼も人気なんだそうですよ♪

『平成狸合戦ぽんぽこ』モデルとなった徳島県の裏設定も紹介!

阿波狸合戦」という徳島県由来の神話がこの作品のモデルとなっています。

「阿波狸合戦」は狸の戦争物語で、『平成狸合戦ぽんぽこ』の名前のモデルにもなっているとも言われているんだとか。

この神話も昔映画化されて大ヒットしたんだって!

そしてもう一つ裏設定と言われているのが、物語が第二次世界大戦の日米の関係性に似ているということ。

戦争ものの話をコミカルに描いているので、言われてみれば…という人も多いでしょう。

この作品は狸と人間の争いですが、日米の戦争がモデルになっていると言われても納得はできるかなと思います。

人間と狸、アメリカと日本、似てるところあるよね。

徳島の阿波狸合戦がモデルとなっている?

徳島県には「阿波狸合戦」という、狸たちの大戦争の伝説があります。

この物語のあらすじを、簡単にご紹介しますね♪

時代は江戸まで遡り、まだ徳島が阿波国だった頃、染物屋の茂右衛門が人々からいびられていた金長という狸を救うところから物語は始まります。

はじまりは、よくある日本昔ばなしみたいだね。

金長は茂右衛門に恩返しをするため、人間に化けて見事店を繁盛させましたが、まだまだ半人前だと感じていたので、狸の総大将である六右衛門に弟子入りをすることに。

金長はめきめきと才能を開花させますが、六右衛門はそのことをよく思っていなかったのです。

六右衛門は金長を抑制するために、金長の大事な仲間の大鷹を暗殺し、それをきっかけに「阿波狸合戦」が勃発!

なんか時代劇みたいな展開…!

これが、今でも徳島に言い伝えられている狸の物語です。

『平成狸合戦ぽんぽこ』でも、阿波をはじめとする四国や佐渡の長老が化学を教えにくるシーンがありますよね。

このように、徳島は狸と非常に縁が深いのだということが分かりますね!

裏設定を大調査!

この作品には、実は裏設定があるのではないかという噂があるので、調査してみました!

それが、第二次世界大戦の日本とアメリカの関係のようだと言われているのです。

アメリカが人間で、日本が狸ってことだね。

狸たちの住処は重機でどんどん削り取られてしまい、工事をする人たちも次々にやってきます。

アメリカの圧倒的な軍事力と動員数を前に、それでも「生きるため」戦うことを選んだ日本の姿が重なるのではないでしょうか。

そして狸は人間に宣戦布告したものの、圧倒的に強い人間にやられてしまいます。

負けると分かっていたとしても、最後まで戦い続ける姿勢は確かに同じですよね!

何にしても、どちらも結末は悲しいよね。。

また、戦い続けた狸がいる一方で人間たちのいる世界に順応した狸も。

環境が変わっても狸らしさを失わずたくましく生きている姿に、戦後日本の姿が垣間見えますね。

といってもこれは公式見解ではないので都市伝説にすぎませんが、謎が多いジブリ作品ならではの面白さなのではないでしょうか!

まとめ

この記事では、『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台となった場所を一覧で紹介しました!

また、この作品のモデルとなった徳島県の伝説や裏設定も解説してきました。

まとめ
  • 『平成狸合戦ぽんぽこ』舞台の場所一覧
    • 作中の舞台にもなっている多摩地区が多く使われている
    • 作中に登場した金長神社は徳島県にある
  • モデルとなった徳島県の裏設定
    • 徳島県に言い伝えられる「阿波狸合戦」がモデル
    • 第二次世界大戦の日本とアメリカが裏設定との噂

徳島県がこんなに狸にゆかりがあるなんて知らなかったよ〜。

徳島の金長神社は、老朽化で取り壊しも検討されているようなので、気になる方は早めに足を運んでみるといいかもしれませんね!

error: Content is protected !!
記事URLをコピーしました