となりのトトロの意味とは?タイトルに伝えたいことやメッセージはある?

となりのトトロ 意味
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ジブリの代表作といえば、となりのトトロ♪

日本人で知らない人は少ないのではないでしょうか!

日本の代表作だよね~♪

しかし、トトロのタイトルに込められた意味までは、分からない人も多いのではないかと思います。

となりのトトロの意味とは…考えたことがありますか?

そう言われてみると、意味までは考えたことないなぁ。

トトロについて調べてみると、宮崎駿監督が伝えたいことや、メッセージが分かりました!

タイトルに込められた「伝えたいこと」や「メッセージ」とは…!!

深堀りしていきたいと思います♪

となりのトトロの意味とは?

始めは「所沢にいるとなりのオバケ」というタイトルだったそうですが、それが短くなって今のとなりのトトロになったそうです!

所沢とは、埼玉県所沢市のこと。

宮崎駿監督が、結婚を機に東京から所沢市へ移住し、所沢の自然に魅了されて「となりのトトロ」が生まれました。

所沢市は、トトロのゆかりの地なんだね!

となりのトトロは、「隣の山に住んでいるトトロ」という意味だと宮崎駿監督は記しています。

それでは、気になるトトロの生い立ちを見てみましょう♪

「となり」の理由を追求!

なぜ隣なのか、ネット上では様々な考察があります。

  • トトロは気付いたら隣にいる
  • いつも側にいて助けてくれるから
  • 特別なことが起きる特殊な距離感

トトロは、サツキとメイにとって特別な存在だもんね!

しかし、「となり」の理由は単純な答えでした。

それは、トトロがサツキとメイの家の隣の山に住んでいるから。

「隣の山」の舞台となった所沢市は、土地開発が始まっていたそうですが、近隣には多くの自然が残されていたそうです。

近代化と自然が隣り合っていたんだね!

そして、近隣を散策するうちに思いついたのが「となりのトトロ」だったとのこと。

雑木林を歩いていると、ふと「誰かがいるような感じ」がしたと言う宮崎駿監督。

それが、「隣の山にいるトトロ」の始まりだったということですね!

トトロの由来は?

メイがトトロに、「あなたトトロって言うのね!」と言うシーンがありますよね!

そこからトトロと名付けられたのかと思っていましたが、そうではありませんでした。

メイが名付け親ではないの!?

きっかけとなったのは、宮崎駿監督が所沢市へ移住した際、小さな女の子が所沢と言っているのを聞いた時のこと。

その女の子が、所沢とうまく言えなくて「ととろざわ」と言っているのを聞き、トトロが誕生したと言われています。

女の子の言葉からトトロが生まれたのか~!

うまく言えない言葉を、キャラクター名にしてしまうところが、素晴らしい発想ですね!

小さな子どもでも言いやすい「トトロ」というキャラクター名が、親しみやすさの要因なのではないでしょうか♪

【となりのトトロ】タイトルに伝えたいことやメッセージはある?

となりのトトロでは、不便でも自然の中で人間性が育つ様子が描かれているのが印象的。

そこで伝えたいのは、自然との共存家族愛です。

時代が進むにつれて、生活の質が良くなる一方で自然が壊されている現実と、大人になって忘れてしまう子ども心。

昔の記憶は薄れてしまうよ…。

その中で、子どもたちには冒険の楽しさと想像する力、大人には懐かしさや子ども時代の純粋さを感じてほしいというメッセージがあります。

子どもと大人それぞれにメッセージがあることで、世代を問わずに愛される作品となっているのですね。

タイトルのテーマは?

「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」と同じように、宮崎駿監督が大切にしている自然との共存をテーマにしています。

作品の中で描かれているのは、日常の中で忘れかけている身近な自然の大切さ。

便利な世の中になって、つい忘れてしまうね。

森と仲良くするサツキとメイを通して、身近な自然の大切さや奥深さを伝えたいのだと思います。

また、となりのトトロにはキャッチコピーがあり、その一つが「忘れものを、届けにきました」というもの。

子どもの時に出会っていて、大人になるにつれて忘れてしまったものを思い出してほしいという願いが込められてます。

もしかして、子どもの時にトトロに出会っていたのかな?

子どもの時に出会ったものとは、となりのトトロがテーマとしている、豊かな自然なのではないでしょうか。

トトロを森の精霊として描くことで、森と仲良くしていたことを懐かしみ、思い出させているのではないかと思います。

トトロに込められたメッセージを深堀り!

作品の背景にあるのは、都市開発によって自然が奪われてしまうこと。

自然とは奥深く、簡単に壊してはいけないということを、トトロと自然とを重ね合わせて伝えようとしているそうです。

トトロを自然に見立てているということなんだ。

トトロの作品では、身近な自然や周りの人と向き合う様子が多く描かれています。

コンクリートの道路や、スーパーに並んだ野菜を見るのが当たり前で、近所付き合いも薄くなっている現代。

便利で快適な生活を手に入れることで、大切なものを忘れてしまっているというメッセージが込められているのですね。

身近な自然や人との絆には、大きな価値があるよね!

また、病気のお母さんとの生活や、家族で新しい環境へ順応していく様子も描かれています。

困難や苦労があっても、家族愛で乗り越えていく強さや絆が感じ取れますよね。

日本の古き良き文化や自然、そして人との絆や家族愛を大切にしていきたいものです!

まとめ

となりのトトロのタイトルの意味とは、隣の山に住むトトロでした。

自然との共存をテーマに、サツキとメイがトトロと深く関わることで、自然や人とのつながりの大切さを表しています。

そうと分かると、心を打たれるね。

そして、トトロを通して伝えたいことやメッセージとは、自然と共存する中で忘れてはいけない心があるということ。

となりのトトロを観る時には、タイトルに込められた意味や、宮崎駿監督が伝えたいことを改めて考えながら観てみてくださいね♪

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