アシタカヒコの「ヒコ」は苗字?名前?漢字も調べてみた
ジブリ映画「もののけ姫」の主人公アシタカは、とても男らしい性格で素敵ですよね!
実はアシタカの名前は、「アシタカヒコ」が本名だったことをご存じでしたか?
アシタカにはフルネームがあったんだ!
この「ヒコ」は苗字なのか名前なのか、気になる人も多いと思います。
また、「もののけ姫」の舞台は日本らしい背景があるため、名前に漢字があるのかどうかも気になるところですね。
今回はアシタカヒコの「ヒコ」とは苗字、名前のどちらなのか、アシタカの名前の漢字も調査してみました!
アシタカが名前で、苗字はヒコ?漢字もあるのかな?
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アシタカヒコの「ヒコ」は苗字なの?
やっぱもののけ姫よなぁ〜🦌🐺🌳
— ノクト☀️大阪秘密基地 (@osaka_nokuto) March 12, 2024
アシタカとサンの音楽だいすき🫶🏻 pic.twitter.com/ua2KJN2m0X
アシタカの本名は「アシタカヒコ」と言い、実は「ヒコ」の部分は苗字ではありません!
映画「もののけ姫」では、アシタカはエミシ(蝦夷)の村に住んでいる設定のため、苗字は使われていませんでした。
ずっと「ヒコ」は苗字だと思っていたよ~
「もののけ姫」の映画では、みんなからはアシタカと呼ばれていますが、村の長老であるヒイ様は「アシタカヒコ」と本名で呼んでいますね。
苗字ではないのなら、なぜヒイ様は「アシタカヒコ」と呼んだのでしょうか?
それは「ヒコ」と付く部分にはとある意味が含まれていたからだと思われます。
「ヒコ」にはどんな意味があるんだろう?
どこからどこまでが苗字で名前?
このシーンよくネタにされるけど
— 新田祐助 (@singekijyosei) July 21, 2023
「俺は叫びます、無知です!(正直)」
「名前アシタカ、出身東の国です!(自己紹介完璧)」
「謎を追ってます、結論知りたいです!(自己の呪いの解消は勿論だが、他の害を無くす誠意)」
って言ってて、会話に全く無駄がないし、潔くて素直で好感しかない pic.twitter.com/pXWc46fHA5
先述で「アシタカヒコ」の「ヒコ」は苗字ではないということがわかりました。
では「アシタカヒコ」という全ての部分が名前なのかと言えば…そうではないようです。
映画内でもアシタカは「我が名はアシタカ!」と、本名は名乗っていません。
確かに、みんな本名で呼んでいないなぁ…
調査を進めると、「ヒコ」の部分にはいくつか意味があり、アシタカのキャラクター設定にも理由があることが判明しました。
まず一つ目は、「ヒコ」は「彦」と書き、「○○さん」、「○○様」、という敬称の意味があるそうです。
そしてもう一つは、「ヒコ」の部分は「神の子」という意味も。
アシタカはタタリ神を殺した罪で、村から追放された身という設定があったため、正式な名を名乗ることは許されなかったようですね。
なるほど…だから「ヒコ」を名乗ることを止めたんだね…
アシタカヒコの名前の由来を調査!
「もののけ姫のアシタカは蝦夷(東北)」っていう話を若い人にしたら「見たことありません」とのこと🐤
— そぴえと連邦 (@Sovietdoljp) March 10, 2024
もう27年前だから若人には知らない人が当然にいるのですね pic.twitter.com/Vp707Wqkwg
「アシタカヒコ」という名前は、日本神話の「ナガスネヒコ」から由来しているという説はジブリファンの間でも有名ですよね。
うんうん!ぼくも聞いたことあるよ!
宮崎駿監督のアシタカのキャラクター設定では、「アシタカの種族はエミシ(蝦夷)の末裔」だと言われています。
日本神話に登場するナガスネヒコは神武天皇と戦った大和の指導者。
宮崎駿監督は、日本神話のナガスネヒコに神聖さを感じ、アシタカの名前を近しいものにしたのでしょうか。
由来元が神話に登場する人物なんてかっこいい!
アシタカヒコの名前に漢字はあるの?
今日はこれから家族旅行。
— 多田隆浩@売れるLステップ構築が得意 (@lstepcamera) March 17, 2024
朝、サムネのキャッチコピー25個作成して、あとはデザイナーさんにお願いするだけ。
結局、パソコン持っていって夜は1-2時間仕事しそう😅
静岡県愛鷹PAにて。 pic.twitter.com/s9xBz2Iszy
もののけ姫に登場する「アシタカヒコ」は映画内では漢字では表記されていません。
漢字では一度も見たことがないなぁ~
静岡県に愛鷹(アシタカ)という地名があり、この地名が由来しているのであれば漢字は「愛鷹」なのではないかと思われますが、関連性はないようです。
また、もう一つ説としてあげられているのは「脚高彦(アシタカヒコ)」という漢字。
アシタカヒコの名前の由来にもなったナガスネヒコも、漢字で書くと「長髄彦」。
両方とも名前が似ている~!
やはり、ナガスネヒコから名前がきていると考察されるならば、どちらも似ているので「脚高彦」の説が有力そうですね。
もののけ姫のアシタカヒコにはモデルがいた!?
もののけ姫のアシタカのいた里のモデルになった白神山地。入り口近くは入ったことあるよ、綺麗でいいとこだよ〜 pic.twitter.com/QiaSNFOFFb
— おるか@新刊カード募集中 (@nukarumi) July 21, 2023
「もののけ姫」の主人公であるアシタカにはモデルがいると言われています。
日本神話のナガスネヒコ以外にもモデルがいたの!?
それは昔、日本の東北地方に実在していた人々「エミシ」の一族。
この一族は現代ではアテルイと呼ばれ、強く優しく、自然を愛する心を持っていたと言われています。
アシタカも戦いのシーンでは強く力持ちで、人には優しく、自然を守ろうとする姿が印象的。
まさにエミシ一族の姿は、アシタカの性格を表していますよね!
人や自然にも優しくて、憧れちゃうなぁ♪
名前の意味は?
添御県坐神社(ナガスネヒコ)
— 八上 (@xDATtetpnKhdXYe) March 14, 2024
ゆかりの寺
真言宗(空海)…根聖院(酒部)
富士山が…祀られていて…。
青面金剛の梵字が書かれている
庚申🙈🙊🙉の本像‼️
阿修羅(土蜘蛛?)を…退治した
帝釈天の使者が青面金剛
帝釈天は…。阿修羅の娘を…
妻にしている pic.twitter.com/5k7Dl7u8UA
アシタカの名前の漢字としては「脚高」が有力な説だということがわかりました。
「脚高」の名前は、「脚」・「高」という漢字が使われていることから、「脚が長い」という意味があります。
漢字の意味そのままだね!
また、アシタカの名前の由来にもなったナガスネヒコの「長髄(ナガスネ)」も、「脚のすねが長い」という意味が。
アシタカヒコとナガスネヒコ両方の名前は、漢字も意味もリンクしているのを感じます!
漢字だけじゃなく、意味も似ていたんだ!
まとめ
『もののけ姫』のこの場面、初見時は台詞や音楽の美しさに圧倒されてたけど、冷静に見てみるとアシタカの主張がマジで無責任すぎてそりゃモロも笑って呆れるよなぁとなる pic.twitter.com/7xM0psEUhL
— 無二村鷲美 (@Yami_Kusa_MMMMM) March 12, 2024
今回は映画「もののけ姫」の主人公アシタカヒコの「ヒコ」は苗字、名前どちらなのか、名前の漢字についても調査しました。
調査の結果、「ヒコ」は苗字ではなく、敬称や「神の子」という意味があったことがわかりましたね。
意外な事実だなぁ!
また、アシタカの名前の漢字としては「脚高」という説が有力でしょう。
アシタカヒコの名前の由来やモデルがいたこともわかり、また改めて「もののけ姫」の映画を見たくなりますね♪
アシタカの性格や名前にも注目して見てみよう!