ラピュタの呪文バルスの全文は?滅びの呪文の意味を解説
1986年に公開された「天空の城ラピュタ」は、ジブリ作品の中でも今なお愛されている代表作でもありますよね!
テレビ放送されると、たちまちSNSではあの「バルス」という呪文で埋め尽くされるという異様な光景をみることも…。笑
ちょうどバルスって言うときに一斉にアップするんだよね!
そんなラピュタの呪文「バルス」は短い呪文ですが、全文は存在するのでしょうか。
また、滅びの呪文としても有名ですが、どんな意味が隠されているのかも知りたいですよね。
そこで今回は、ラピュタの呪文バルスの全文と、滅びの呪文の意味も解説してみたのでご覧ください!
Contents
【ラピュタの呪文】バルスの全文は?
ラピュタの中でも一番有名な呪文「バルス」を、普段の生活でも友達同士などで冗談で言い合っている方も多いのでは?笑
バルスの全文があるか調査したところによると、全文を見つけることはできませんでした。
どうやら「バルス」という呪文は3文字だけで完成されている可能性があります!
呪文といえば長いイメージがあるけど…短いから覚えやすいんだね!
ラピュタに出てくる呪文は他にもありますが、そちらについても全文があるのかを調査してみたのでみてみましょう♪
全文は3文字?
ラピュタでも一番印象深い呪文「バルス」の全文は、残念ながら見つけることはできませんでした。
一説によるとバルスは、呪文全体の最後の1フレーズではないかと言われているんです!
呪文の言葉は色々出てきたけど、その呪文の最後がバルスってこと?
本当かどうかは不明ですが、3文字という他の呪文に比べて極端に短いことからこのように言われているのだとか。
また、パズーにシータが呪文を教えたとき、滅びの呪文を口に出しているのに発動していないことも、疑問に思っている方が多くいるんですね。
紙に書いて教えたとか…?笑
その疑問には、パズーが飛行石を持っていてシータが触っていなかったから発動しなかったのではないでしょうか。
飛行石は、主人が触っていないとバルスの呪文は発動しないと言われているので、この話が本当なら発動しなかったのは納得できます。
そんな滅びの呪文「バルス」ですが、3文字という短い呪文だからこそ覚えやすく、多くの方に親しまれているのは間違いないですね!
他の呪文の全文をご紹介!
ラピュタには「バルス」の他にも呪文が存在します。
「リテ・ラトバリタ・ウルスアリアロス・バル・ネトリール」は、シータが幼い頃おばあちゃんに習うシーンがあったのですが、初めは難しくて全文は言えていませんでしたね。
この呪文はラピュタ好きの間では言えるのが当たり前なんだって!
意味としては「我を助けよ、光よ甦れ」で、困った時のジンクスとしておばあちゃんに教わっていたのです。
他にも映画には出なかった幻の呪文と言われているものあります。
- レヂアチオ・ルント・リッナ
- シス・テアル・ロト・リーフェリン
この2つの呪文は制作の準備段階で登場する呪文で、それぞれ「ものはみな鎮まれ」「失せしもの汝、姿を現わせ」という意味。
ラピュタを襲っている嵐を抑える呪文として設定されていたようですよ!
【ラピュタの呪文】滅びの呪文の意味も解説
ラピュタはムスカの支配下に置かれた際、どれだけ恐ろしいことが行われていたかはご存知の通りだと思います。
強大な力が敵に渡った場合のことを考えて「バルス」という呪文ができました。
ラピュタを守りたかったんだろうね。
滅びの呪文「バルス」は「閉じよ」という意味で、ラピュタが敵に渡ってしまった際に終わりにするという意味でもあるんですね。
それでは、滅びの呪文「バルス」についてさらに詳しく解説していきます!
滅びの呪文があったのはなぜ?
そもそも滅びの呪文「バルス」があったのは、先ほどお伝えしたように、ラピュタのような強大な力が敵に渡った場合のリスクを管理するためです。
私たちの暮らしの中でも同じで、コンピュータのプログラムに問題が起きるとプログラム抹消の方法が設定されていることがありますよね。
確かに情報が流れないようにとか、そんな設定あるよね。
スパイや戦争などでも暗号の解読書は、敵に捕まってしまった場合は破棄することがほとんど。
ラピュタの場合も、古代のラピュタ人がラピュタが悪い人たちに悪用されないように、危機管理するため滅びの呪文が作られたんです。
簡単に言うと、ラピュタが悪用されないためにリスクを考えて、ラピュタそのものを崩壊させる安全保障機能を設けたのでしょう。
「バルス」の意味を解説!
滅びの呪文「バルス」は、ラピュタ語で「閉じよ」という意味です。
語源はトルコ語やピジン語、ケルト語ではないかと言われていますが、詳細はわかっていません。
トルコ語には「バルシュ」という言葉があり、意味は「平和」。
シータは平和を望んでおり、バルスと唱えたのもラピュタを崩壊した後に平和になることを願って唱えたのではという説がありました。
なんかこの説が最もらしいけど、他のはどうだろう?
ピジン語には実際に「バルス」という言葉があり、「飛行機」という意味です。
ラピュタにはたくさんの飛行船などが登場することと、宮崎駿監督が飛行機好きから着想を得てこの言葉にしたのではないかと言われているのだとか!
最後にケルト語が語源と言われているのは、ヨーロッパでケルト人が使用していた言葉でした。
また、天空の城ラピュタのモデルとなった舞台は、イギリスのウェールズ地方ということから、ケルト語も参考にしたのではないかとも言われています。
信ぴょう性が高いからどの説も納得できる!
まとめ
今回は、ラピュタの呪文バルスの全文と、滅びの呪文の意味も解説してみました!
どうやらラピュタの呪文「バルス」の全文は、3文字の可能性が高く、中には数ある呪文の最後の1フレーズなのではないかという説もあり、まだまだ謎は多くありそうですね。
他にも呪文があるけど、ラピュタ好きなら頑張って覚えてみよう!笑
滅びの呪文としても唱えられた「バルス」の意味は「閉じよ」で、ラピュタ人が敵に渡ったときのリスクを考えて管理するために作られたというのは驚きでした!
バルスという呪文は知っていても、どうして作られたかについては知っている方は少ないのでは?
他の呪文の全文はかなり長かったね…。
「天空の城ラピュタ」は定期的にテレビ放送されているので、次の放送までにバルス以外の呪文を覚えてみてはいかがでしょうか♪