もののけ姫で猩々のセリフは?「人間食う」とはなんの生き物なの?|ジブリの世界に興味津々♪
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もののけ姫で猩々のセリフは?「人間食う」とはなんの生き物なの?

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【もののけ姫】に登場する猿のような生き物、猩々(しょうじょう)。

彼らのセリフといえば「人間食う」が有名ですよね。

一度は声真似したよね~。(笑)

今回は、

  • 【もののけ姫】猩々のセリフをご紹介
  • 「人間食う」とはどういう意味?
  • 猩々はなんの生き物?

こちらについて詳しく調査してみました!

【もののけ姫】猩々(しょうじょう)のセリフは?

猩々は表情があまりなく、もごもごと喋るのでセリフが聞き取りづらいですよね。

そこで2つの登場シーンのセリフをご紹介します!

  • アシタカをめぐってサンと猩々が会話するシーン
  • 戦ったサンたちを猩々が責めるシーン

登場シーンだけじゃなくて後半にもセリフがあったね!

猩々のセリフからは人間への深い恨みを感じます。

彼らのセリフからどんなことが読み取れるのか、シーンを思い出しながら一緒にみていきましょう!

声真似したい人必見!セリフをご紹介

2つのシーンでの猩々のセリフがこちら!

アシタカをめぐってサンと猩々が会話するシーン

「ここは我らの森。その人間よこせ。人間よこしてさっさと行け。」

「行け、行け。」「俺たち人間食う」「その人間食う」

「人間食う。人間の力もらう。人間やっつける力ほしい、だから食う」

「木植えた。木植え、木植えた。みな人間抜く。森戻らない。人間殺したい」

「シシ神様戦わない。わしら死ぬ、山犬の姫平気。人間だから」

戦ったサンたちを猩々が責めるシーン

「お前たちのせいだ! お前たちのせいでこの森終わりだ」

「お前たち破滅連れてきた」「生き物でも人間でもないもの連れてきた」

「来た! 森の終わりだ!」

無表情で言ってみよう!(笑)

こうして文字にしてみると、言葉が短くときどき助詞が省略されているのがわかります。

声や見た目は不気味なのにちょっと片言なところが個性的なキャラクターですよね。

声真似したい方はぜひ本編を見返してみてくださいね!

セリフから人間への恨みを考察

猩々はサンや山犬たちと同じく人間を恨んでいる様子。

その理由もセリフからわかります。

木を植えても人間が伐採しちゃうからだよね…。

「みな人間抜く」はセリフの中でも特に聞き取りづらいのですが、「せっかく木を植えたのに人間が抜いてしまう」ということでしょう。

タタラ場では製鉄のために火力が必要なので、燃料となる木を大量に伐採していました。

その木を植えたのが猩々たちだった、ということですね。

三日三晩火を絶やしちゃいけないから、かなりの木が切られたはずだよ。

長い年月をかけて育てた木が勝手に切られてしまうことを想像したら、猩々の人間への恨みは当然ですよね…。

それに、猩々は「木を植える」ことを自分の使命としているはずです。

猩々たちの深い悲しみと無力感が少ない言葉に込められているのではないでしょうか。

【もののけ姫】「人間食う」とはなんの生き物なの?

「人間食う」とは、「人間を食べて人間を倒す力がほしい」という意味でしょう。

しかし、サンも言っているように猩々は森の賢者。

賢い方法ではないよね…。

それほど人間への強い怒りを抱いているということです。

また、猩々は森の賢者であり神様でもあるので詳しく解説しますね。

猩々は森の賢者で神様

猩々とは中国の想像上の生き物で、能の演目にも登場します。

また和名で「オランウータン」のことでもあるのだとか。

そのモチーフを組み合わせたのかもしれないね。

【もののけ姫】の猩々は森に木を植える知識と技術を持った猿の神様

ただ木を植えるだけではなく、針葉樹と広葉樹のバランス、植える場所の土質、日当たりなどひとつの森を全体的に捉える力が必要とされそうですよね。

猩々の一族は森を知り尽くした賢者なのではないでしょうか。

森を維持するのに欠かせない存在なんだね。

サンを人間だと罵ったり、石を投げたりしていますが本来は賢く大人しい種族なのかもしれません。

とはいえ、山犬との会話を聞くとモロの一族より階級は下なのでしょう。

「人間食う」のは人間を倒すため

森の賢者で猿の神様なのに、「人間食う」というセリフが印象的すぎてあまり知られていないのではないでしょうか。

人間を追い出して森を守りたいのはわかりますが、人間を食べて知恵をもらっても人間を倒すことはできませんよね。

賢いなら人間を食べちゃダメなのはわかるもんね。

オランウータンをはじめ霊長類は知能が高いので、正常な判断ができないほど人間を憎んでいるということでしょう。

その強い憎しみや恨みが募って「タタリ神」が生まれてしまうというわけです。

木を植えても人間が簡単に切ってしまい、努力が報われず、シシ神様は助けてくれない…山犬やサンにチクっと言いたくなる気持ちもわかります。

人間は罪深い…。

自分たちが植えた木がタタラ場の材料になり役立っていると考えると、悔しい気持ちも伝わってきます。

まとめ

ジブリ映画【もののけ姫】に登場する猩々(しょうじょう)のセリフについてや、「人間食う」とはどういう意味なのか、猩々は何の生き物なのかご紹介しました!

まとめ
  • 【もののけ姫】の猩々のセリフは?
    →2つのシーンのセリフをページ上部でご紹介しました!
  • 「人間食う」とは?
    →人間を食べて知恵をつけ、人間を倒したいという意味。
  • 猩々は何の生き物?
    →猿の神様で、木を植える森の賢者。

ちょっと聞こえにくいけど、これでなんて言ってたかわかったね!

猩々たちは作中であまり掘り下げられていないキャラクターですが、改めてセリフの意味を考えてみると彼らの気持ちが想像できて面白いですね♪

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