坂本龍一がジブリの曲を手掛けた代表曲はあるの?なぜ似てるのか理由も考察
坂本龍一が手掛けたジブリの曲、中には代表曲もあるのでしょうか。
またジブリの曲となぜ似てるのか理由が知りたいですよね。
ピアノ曲は特に似てる!
- 坂本龍一が手掛けたジブリの曲や代表曲はある?
- なぜ似てるのか理由を考察!
これを読めば坂本龍一とジブリのどの曲が似ているのか、なぜ似ているのかわかりますよ♪
Contents
【坂本龍一】ジブリの曲を手掛けた代表曲はあるの?
今夜の「牧山純子 サウンドマリーナ」
— 牧山純子 (@makiyamajunko) October 10, 2020
は映画音楽作曲家特集🎥先週の海外編を受けて今回は日本の映画音楽作曲家を取り上げます。ジブリ作品でおなじみの久石譲さん、そして世界のサカモト、坂本龍一さんです!牧山純子ならではの解説も必聴です!!JCBAサイマルラジオにアクセスしてください😊 pic.twitter.com/uQ9AlCvaWF
坂本龍一はジブリの曲を手掛けていないため代表曲はありません。
ジブリの曲を坂本龍一だと勘違いしている方、実は多いんです。
そうだったんだ!
しかし実は坂本龍一とジブリは全く関わりがないわけではありません。
過去にジブリから音楽制作のオファーを受けていたり、坂本龍一の元妻である矢野顕子が過去作で主題歌を歌っていたりと、意外な事実も。
それでは詳しくみていきましょう!
坂本龍一はジブリの曲を手掛けていない!
坂本龍一 pic.twitter.com/x9w571jTzB
— エキゾチカ・ララバイ(改) (@ABCdeadXYZ) May 30, 2024
世に出たジブリ作品で坂本龍一が手掛けた曲はありませんが、可能性はゼロではなかったのです。
実は、高畑勲監督から音楽制作の依頼があったものの解雇されたのだとか。
第17回トライベッカ映画祭のトークショーで坂本龍一ご自身が明かしていました。
夢のコラボが実現したかもしれないなんて…!!
解雇の理由は「シリアス過ぎる」ことが原因だったそう。
おそらく【かぐや姫の物語】でオファーされていたため、もし実現していたらどんな仕上がりだったのか聞いてみたかったですよね。
ちなみに鈴木敏夫プロデューサーの番組「ジブリ汗まみれ」ではお2人の対談を聞くことができます。
対談でもオファーの話をしていたよ~!
元妻がジブリの曲に関わっていた
久しぶりに矢野顕子の「となりの山田くん」を引っ張り出して聴いてます。矢野の音楽、特に主題歌はすごく映画に合ってた。高畑勲は最初から矢野を想定してたとか。 pic.twitter.com/KzrhDXpdeH
— Akihiko Tori Marly (@akimaltolihico) April 6, 2018
坂本龍一の元妻は歌手の矢野顕子という話は有名ですよね。
高畑勲監督作品【ホーホケキョ となりの山田くん】では主題歌を歌っています。
あのほんわかする歌ね!
それに加えて【崖の上のポニョ】でもポニョの妹たちの声を担当。
そのため、矢野顕子さんが歌っていて声優もしているなら坂本龍一もジブリに関わっている? とイメージした方がいるのかもしれませんね。
実際には楽曲提供もしていませんし、声優もやっていません。
がっかり~。
【風立ちぬ】では映画監督の庵野秀明が声優を担当して話題になりました。
ジブリ映画では、本業ではないけれどクリエイティブな分野にいる方が声の担当になるイメージがあるため坂本龍一を連想した方も少なからずいるでしょう。
【坂本龍一】なぜ似てるのか理由も考察
この間、デラさんが呟いていたジブリのハイテックシリーズを100円コーナーから救出。『天空の城ラピュタ』のサントラをシンセサウンドを主にリミックス。しかも、ブートじゃなくて公式から出ている。日向敏文かはたまた80年代の坂本龍一みある良質なシンセウェイヴ。 pic.twitter.com/KSQ2EMX4Ac
— ゾウィ (@sekainoaochang) December 29, 2021
坂本龍一とジブリの曲、どちらもピアノ曲のイメージがあるのではないでしょうか。
中でも有名な坂本龍一の代表曲『戦場のメリークリスマス』とジブリの代表曲『風の通り道』が似ていると話題に。
比べてみると確かに似ている!
導入部分の曲調や癒しの雰囲気が似ていますし、勘違いしてしまうのもうなずけます。
他にも似ている理由を考察してみましたので、気になる方はこのまま読み進めてくださいね。
似ている2曲を比較してみた
本日3月28日は坂本龍一さんの一周忌。
— サツゲキ (@satsugeki_) March 28, 2024
サツゲキでは坂本龍一さんが音楽を担当、出演もした『戦場のメリークリスマス 4K修復版』を上映中です。
4/5(金)からは『ラストエンペラー 劇場公開版4Kレストア』も上映。
2作品鑑賞でポスターのプレゼントキャンペーンも開催。
ご来場お待ちしております。 pic.twitter.com/zGeOBelJ8U
坂本龍一の代表曲『戦場のメリークリスマス』は同名の映画のテーマソング。
坂本龍一自身が役者として出演している映画でもあります。
将校役で、化粧が濃いから「誰!?」ってなるよ(笑)
一方、『風の通り道』は【となりのトトロ】で有名な曲。
2つを聞き比べてみるとたしかに次の点が似ています。
- ピアノ曲の楽譜がある
- スローテンポで始まる
- イントロにかけて少しずつ盛り上がる
- 癒される優しい雰囲気
ヒーリング系の作業BGMにもよく使われるよね。
ただ似ているのは最初の入り方と全体的な雰囲気で、メインとなるメロディーはあまり似ていません。
ちなみに『戦場のメリークリスマス』は1983年のシリアスな映画、『となりのトトロ』は1988年のアニメ映画で年代もジャンルも違います。
2曲とも今でもメジャーな曲として親しまれている点も同じなのではないでしょうか♪
なぜ似てるの?理由は2つ
サンレコきた。細野晴臣、坂本龍一、中田ヤスタカ、ジブリ。おもしろい。低域の記事もおもしろそう。難しそう。表紙がかっこいい! pic.twitter.com/hZdLx4fsaB
— UG6 (@ug69) January 14, 2014
曲調や雰囲気が似ているほかにも似ている理由はあるのでしょうか。
調査したところ、あと2つ理由がありますのでご紹介します。
深掘りしていくよ~!
坂本龍一の音楽の幅が広いから
あまり知られていませんが、坂本龍一は他のアニメで楽曲制作をしたことがあるんだとか。
作品としてはあまり多くないよ。
1987年のアニメ映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の後は2021年に『さよなら、ティラノ』の音楽を担当しています。
坂本龍一が手掛ける音楽ジャンルは幅広く、アニメのほかに映画音楽、CM、イベント音楽と活躍の場は多岐に渡ることも。
クラシック、ポップ、ロック、テクノ、実験音楽など幅広い音楽ジャンルで制作をしていたためジブリ曲とも似通う部分があったのかもしれません。
同時代の音楽家でどちらも知名度があるから
ジブリ音楽といえば1950年生まれの久石譲。
坂本龍一は1952年生まれで、2人は同世代の音楽家です。
2人とも世界的に有名だよね!
どちらも知名度があり、世界的にも評価が高いですよね。
そのためなんとなくイメージが重なり、間違えてしまうことも少なからずあるのではないでしょうか。
まとめ
欠品だった「戦場のメリークリスマス」の楽譜🎹がようやく届いた😃
— 見上げる人 (@cinematographjp) April 22, 2023
これまでは久石 譲が好きで、彼が手掛ける北野武やジブリのテーマを弾いていたけど、最近は新海誠の映画に触発されてRADWIMPSに取組中。一段落したら坂本龍一も弾いてみます🙂
ちなみに久石 譲いわく、ジブリと全然イメージが
↓ pic.twitter.com/KXkkDdTxey
坂本龍一がジブリで手掛けた曲や代表曲はあるのか、なぜ似てるのか理由についてご紹介しました!
ジブリで音楽作ってたかもしれない可能性があったのはおどろき!
- 坂本龍一がジブリで手掛けた代表曲はある?
→坂本龍一はジブリで曲を作ったことはないが、オファーされたことはある。 - なぜ曲が似てるの?
→『戦場のメリークリスマス』と『風の通り道』の導入部分が似ているが、メインのメロディーはあまり似ていない。
坂本龍一の音楽の幅が広く、久石譲と同じく知名度がある音楽家なので間違われやすい可能性が高い。
ジブリと坂本龍一のコラボが叶っていたらと思うとちょっと悔しいですが、他にもいろんな曲を聞き比べてみるとおもしろいかもしれませんね♪