アーヤと魔女

アーヤと魔女は途中で終わったの?最後の終わり方が意味不明でよくわからないの声!

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宮崎吾朗監督作品【アーヤと魔女】は3DCGアニメということもあり、一見するとあまりスタジオジブリっぽくない映画ですよね。

ストーリーや最後の終わり方についても賛否両論で、途中で終わったと感じる方も多いのだとか。

かなり意見が分かれているよ~。

また、疑問を残したまま終わってしまったので意味不明でよくわからないという批判の声も。

【アーヤと魔女】はなぜ途中で終わったように見えるストーリーなのか気になりますよね。

それに、最後の終わり方さえ納得いけば意味不明でよくわからないという感想にはならなかったのでしょうか。

【アーヤと魔女】が批判される上で最も話題にされる中途半端な最後の終わり方について、徹底調査してみました!

【アーヤと魔女】途中で終わったの?

【アーヤと魔女】は孤児院で暮らす10歳の女の子アーヤが魔女に引き取られ、魔法を習うために周りを味方につけながら逞しく生きるお話。

あらすじを聞くと面白そうなのですが、お話に謎を残したまま途中で終わったように感じる終わり方なのです。

え!?これで終わり?っていうところで終わっちゃったのなんで!?

実は、【アーヤと魔女】の原作となった小説は未完のまま終わっているのが中途半端に感じる理由のひとつ。

また、これだけジブリ映画の中でも総合評価が低い【アーヤと魔女】を宮崎駿はとても褒めているのだとか。

原作の小説について、宮崎駿の評価について詳しくみていきましょう!

途中で終わった未完の小説が原作

【アーヤと魔女】の原作となった同名タイトルの小説は、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんによる作品。

元々この小説の映画化は宮崎駿が立案したもので、宮崎吾朗が監督として起用されたのだとか。

しかし、原作者が2011年に亡くなったことで小説【アーヤと魔女】は完結することはありませんでした。

他にも「魔法使いハウルと火の悪魔」が有名な作品で、【ハウルの動く城】の原作にもなっているよ。

宮崎吾朗監督は、ストーリーを無理に補完したり、シナリオ変更はせず、飽くまで原作を尊重する形で映画化することに。

そして、未完の小説が未完のまま映画となったというわけなんですね。

アーヤの出生の謎である母親の存在についてや、母親とアーヤを引き取った魔女たちの関係など、気になる秘密は最後まで明かされませんでした。

原作に忠実なのは分かったけど、お話のオチがわからないのはすっきりしないなあ…。

こういった裏話を知らないまま見ると、途中で終わったように感じたり終わり方に疑問を感じたりしても仕方ないのかもしれません。

宮崎駿が褒めた理由がよくわからない?

ジブリ映画の中でもあまり評価の高くない【アーヤと魔女】ですが、意外なことに宮崎駿はこの作品を褒めているんです。

【ゲド戦記】や【コクリコ坂から】では辛口評価だった宮崎駿ですが、なぜ【アーヤと魔女】は称賛しているのかと疑問の声も。

宮崎駿がそんなに褒めているなら、見たことはないけど気になるという方も多いはず。

3DCGについても不満はないって評価してたよ~!

中には、親バカだとか脅威にならないからだとかいう感情論的な意見もありますが、今までのスタジオジブリ作品とは違う試みがあるのは確か。

原作に忠実な点、全編3DCGを採用した点など、他の作品に比べて突出しているというわけではないにしろ、宮崎駿がやってこなかったことに挑戦していますね。

また、海外スタッフを採用したり、ロックテイストの音楽を使用したり、良く言えば「新鮮」、悪く言えば「ジブリっぽくない」ことも試みているんだとか。

スタジオジブリとして今までと違うことに挑戦して、宮崎吾朗監督なりの創意工夫をしているのかなあ。

宮崎駿が褒めた真意は定かではありませんが、その理由を考えながら見て理解を深めてみてはいかがでしょうか。

【アーヤと魔女】最後の終わり方が意味不明でよくわからないの声!

【アーヤと魔女】の評価が低い理由のひとつは、未完の小説をそのまま映画化したため、起承転結の結の部分がすっきりしなかったからでした。

前述の事情を知らないまま見て、最後の終わり方が意味不明でよくわからないという感想を抱いても仕方ないのかもしれません。

逆に裏話を知ってて見る人の方が少なそう。

最後はどんな終わり方だったのか解説するとともに、肯定的な意見も交えてご紹介していきます♪

ネタバレを含みますのでご注意ください!

最後の終わり方に批判の声

【アーヤと魔女】では、10歳の女の子アーヤがどんな環境でも逞しく生きるお話。

孤児院でも、魔女の助手になっても、周囲とうまく折り合いをつけることで結果的には自分の進みたい道へ歩んでいきます。

ジブリのヒロインっぽくないしたたかさ!

紆余曲折を経て、引き取られた家を居心地のいい場所にしたアーヤはクリスマスパーティーに友達を招待することに。

ここで終わっても違和感はなかったと思いますが、そこにケーキを持った赤毛の女性が登場。

この女性こそがアーヤの母親で、12人の魔女から逃げるためアーヤを孤児院に預けた張本人なのです。

お母さんと再会できてよかった!

しかし、そこでお話は終了。

再開後のアーヤの反応、なぜ母親が戻ってきたのか、12人の魔女とは何だったのか、母親とロックバンドのメンバーだった里親の魔女、このタイミングで引き取った理由などなど…。

まるでそこからまたお話が始まるかのような終わり方でしたが、原作者が亡くなられているため続編の予定はありません

お話として完結させるならちゃんとオチをつけてほしかったし、中途半端な終わり方だという批判の声はとても多く見られましたよ。

終わり方が意味不明でなかったら良作だった?

まるで続編があるかのような終わり方でしたが、その予定はありません。

続きが見たいという期待の声よりも批判が多くなってしまったのは事実ですが、肯定的な見方の意見もありますよ。

他のジブリ映画のように強いメッセージ性があったり、何かの要素が突出しているわけではありませんが、終わり方さえすっきりしていれば良作だったのではという意見も。

【魔女の宅急便】とはまた違う魔女が出てくるよね!

特にアーヤのしたたかな生き方や魅力を感じた方は多いのだとか。

宮崎駿も、原作を読んでアーヤのしたたかさはこの時代を生きるために必要なものだと語っています。

また、3DCGについては動きに不自然さを感じる部分はあるものの一定のクオリティは担保しているといっていいでしょう。

評価されている部分もある作品なので、最後の終わり方をすっきりまとめていれば良作だったのではないでしょうか。

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まとめ

【アーヤと魔女】が途中で終わったように感じるのはなぜなのか、最後の終わり方が意味不明でよくわからないという声についてご紹介しました!

未完の原作小説を忠実に再現したため、途中で終わったように見えるのは仕方ないのかもしれませんね。

オリジナルでもいいから続編見たいな~。

最後は謎が残されたままの終わり方だったので意味不明でよくわからないとの声も多く、評価が低い理由のひとつにもなっているようです。

とはいえ、今までのジブリ映画にはなかったことに挑戦している作品でもあり、宮崎駿も手放しで褒めているのは注目したいところ。

最後の終わり方さえまとまっていればそれなりの良作だったのかもしれませんね。

宮崎吾朗監督も苦労するよね…。

個人的には、エンドロールの手書きイラストがかわいかったのでCGではない【アーヤと魔女】が見てみたいですね!

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