ムスカ大佐のモールス信号を解読!意味はジブリに関係?|天空の城ラピュタ

ムスカ大佐 モールス信号
ayui
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【天空の城ラピュタ】のムスカ大佐がモールス信号を送るシーンがありますよね。

実際のモールス信号が使われているようですが、どんな意味なのでしょうか?

ジブリに関係してるのかな?

そこで今回は、ムスカ大佐のモールス信号を解読してみました!

ポイント
  • ムスカ大佐のモールス信号を解読!
  • 意味はジブリに関係している?

これを読んで、また一歩【天空の城ラピュタ】に詳しくなりましょう♪

ムスカ大佐のモールス信号を解読!

ラピュタの世界では有線電話や無線通信で情報を伝達しており、冒頭シーンではムスカ大佐が機械を使ってモールス信号を送っていましたね。

【天空の城ラピュタ】では冒頭シーンを含め合計4回モールス信号が登場しています。

4つもあったっけ?

4つのモールス信号をそれぞれ解読した結果がこちら。

  1. VVV「本日は晴天なり」
  2. fidelity「忠実」
  3. manufacture「手作り」
  4. studio「スタジオ」

それでは順番にみていきましょう。

また、【天空の城ラピュタ】のモールス信号が解読された経緯についてもあわせてご紹介します。

モールス信号が登場する4つのシーンを解説

先ほどの表で、①のモールス信号は誰もが知っている冒頭のシーンに登場。

②~④のモールス信号は、失意のパズーが自宅でドーラ一家に捕まったシーンに登場します。

ピーピー鳴ってるだけかと思ったらあの音がモールス信号だったんだ。

ひとつずつ解説します。

①VVV「本日は晴天なり」

映画の冒頭で、シータとムスカたちを乗せた飛行船がドーラ一家に襲われます。

そこで外部と通信を始めたムスカが送っていたのは、「VVV」というメッセージ。

これで「本日は晴天なり」って意味なの?

厳密にいえば「VVV=本日は晴天なり」という意味ではなく、通信を始める前の試験信号なんだとか。

「テストテスト」や「もしもし」といった意味と同じかもしれませんね。

②fidelity「忠実」

ドーラ一家に捕まったパズーがドーラと会話をしていると、電話機が鳴り始めます。

ごちそうを全部ぶっ飛ばすドーラの豪快なシーン(笑)

シータの行方を探るため、ドーラがムスカたちの通信をこっそり聞いているのでしょう。

このとき1回目のモールス信号で送られたのが「fridelity」で”忠実”という意味なんだとか。

③manufacture「手作り」

そして2回目のモールス信号が「manufacture」で”手作り”という意味。

映画の内容とは関係ないの?

このときドーラが片手で見ている本の背表紙は「ANGO」(暗号)と書いてあるため、その単語が何かの暗号だということがわかります。

「暗号を変えたって無駄だよ」とドーラが言っているので、彼女の賢さがわかるシーンでもありますね。

④studio「スタジオ」

3回目のモールス信号は「studio」でそのまま”スタジオ”という意味。

これを聞いてドーラは飛行戦艦を呼び寄せたことを知ります。

シータを連れて出発するってことだよ。

この暗号をドーラが解読したことで、シータの救出が間に合ったということですね。

解読のきっかけはTV番組

ところでこのモールス信号は、当たり前ですがモールス信号がわかる人でないと解読できません。

一体どんなきっかけで解読されたのでしょうか?

誰が解読したのかな?

調査したところ、テレビ番組がきっかけでムスカ大佐のモールス信号が話題になったそう。

元陸上自衛隊のテレビディレクターが当時の訓練でモールス信号を覚えたんだとか。

ジブリ映画が好きだったこともあって解読してみたところ、先ほどご紹介した内容だったという経緯ですね。

意外な事実!

仕事で覚えたスキルが思わぬところで発揮されたところがおもしろいですね♪

ムスカ大佐のモールス信号の意味はジブリに関係?

先ほどご紹介したモールス信号はどういう意味なのでしょうか。

なんと3つの単語を組み合わせると、スタジオジブリに関係のある言葉だということがわかりました!

忠実、手作り、スタジオってどういうこと??

つまり、「fidelity manufacture studio」は「手作りに忠実なスタジオ」というスタジオジブリを連想させる言葉なのではないでしょうか。

それではジブリとモールス信号の関わりについて解説していきます。

モールス信号の単語を組み合わせてみた

モールス信号を解読した単語は、直接ストーリーに関わりのある言葉ではありません。

しかし、3つの単語を組み合わせると「fidelity manufacture studio」、つまり「手作りに忠実なスタジオ」という意味になります。

こんなところまでこだわりがあるんだ!

モールス信号がわかる人にしか伝わらないので、「わかる人にはわかる」遊び心たっぷりの演出ですね♪

もし、先ほどご紹介したテレビ番組で取り上げられなかったら話題になることもなかったかもしれません。

いい言葉♪

他の単語を適当に選んでもよさそうなところですが、自分たちのポリシーを入れ込んでいるところもくすりとさせられます。

他のジブリ映画にもモールス信号が登場するので、モールス信号を使うことにこだわりがあるのかもしれませんね。

他のジブリ映画にもモールス信号が登場

【天空の城ラピュタ】だけでなく、他のジブリ作品にもモールス信号が使われています。

【崖の上のポニョ】では宗介がモールス信号を使い、父親の船に向けてメッセージを送るシーンも。

ライトを使ってた!

「・」と「-」を光の長さで表現する発光信号を使いこなす5歳児、すごいですよね。

また、【コクリコ坂から】では旗信号が物語の中で大切な役割を果たしていました。

このように、ジブリ映画ではあまりメジャーではない通信方法が登場するため今の子どもたちが見たら新鮮な発見があるかもしれません。

子どもたちがどう感じているのか気になる♪

まとめ

【天空の城ラピュタ】のムスカ大佐が使ったモールス信号を解読し、その意味について解説しました!

まとめ
  • 【天空の城ラピュタ】のムスカ大佐が使ったモールス信号を解読!
    • VVV「本日は晴天なり」
    • fidelity「忠実」
    • manufacture「手作り」
    • studio「スタジオ」
  • 意味はジブリに関係している?
    • 「手作りに忠実なスタジオ」という意味。

ジブリのこだわりが見えるね。

ジブリ作品については詳しいつもりでしたが、こんなところまでこだわっていることは知らなかったので驚きの連続でした!

この記事を読んで、あまり馴染みのないモールス信号にも興味がわいた方もいるのではないでしょうか♪

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