アーヤと魔女の黒猫(トーマス)は何者?ベラヤーガを嫌う理由はミミズだけ?

2020年に公開された【アーヤと魔女】は、ジブリスタジオ初となる長編3DCG映画。
宮崎駿監督が企画し、息子の吾朗氏が監督を務めたことで話題になりましたね。

親子で作った作品ってことだ!
この【アーヤと魔女】には、黒猫のトーマスが登場しますが、彼は一体何者でしょうか。
飼い主のベラヤーガを嫌う理由は“ミミズ”が原因といわれているようですが、なぜ“ミミズ”なのか、どんな関係があるのか、謎ですよね。

ベラヤーガとミミズとトーマスはどんな関係なのかな。
黒猫のトーマスは何者なのか、ベラヤーガを嫌う理由は、本当にミミズだけなのか調査します!

Contents
【アーやと魔女】黒猫トーマスは何者?
アーヤと魔女に出てくる黒猫
— 芋りきYT (@ImorikiYT) February 11, 2021
なんかで見たことあるような… pic.twitter.com/Y6VRK5bQGj
トーマスの正体は、ベラヤーガの“使い魔”でした。

それって魔法使いなの?
“使い魔”とは、ファンタジーなどのお話に登場する、魔法使いや魔女に使える、しもべのような存在。
主に動物が多いようですが、お話の内容によっては異世界から召喚される魔物であったり妖精だったりするようです。

トーマスはその“使い魔”ってやつなんだね。
トーマスは”使い魔”としてどんな役割を果たしているのか、詳しく見ていきましょう。

トーマスは使い魔だった!
アーヤと魔女、面白いな
— \(GÅO)/🐉 (@ochuceratops) January 1, 2021
黒猫のトーマス可愛すぎる
うちのも使い魔なのかしらん pic.twitter.com/7EyadqBl0Y
ベラヤーガの使い魔であるトーマスは、呪文を作るときに絶対に必要な存在でした。
魔女であるベラヤーガは、『呪文を作って売る』のが仕事。

面白い呪文ばかり作ってたよね。(笑)
いろいろな草や、動物の骨などを砕いて、細かくしたものを混ぜ合わせて作るわけですが、最終的に“使い魔”であるトーマスが側にいないと、完成しないのだとか。
だからといってトーマスがなにかするわけではなく、ただ側にいるだけです。(汗)

光ったりもしないし、なんの変化もないもんね。
側にいるだけで呪文は完成するので、トーマスの存在がどれだけ重要なものなのか、わかりづらいのが残念。
ですが、ベラヤーガが必死にトーマスを探して、側に置くことで呪文が完成するので、絶対に必要な存在であることは確かですね。

呪文を作るには黒猫がいちばん?

出典元:スタジオジブリ(作品静止画)
作った呪文の働きを強くする力は、「黒猫の使い魔がいちばん!」と、得意げに話すトーマス。
そうなんです、トーマスは話ができる猫でした!

自慢げに話していたのが印象的だったね。
このことから、使い魔は黒猫だけでなく、ほかの種類もいるのだということがわかりますね。
ベラヤーガに呼ばれると、面倒くさそうにしているトーマス。
使い魔の仕事が面倒なのかと思いきや、自分が使い魔の中で最も優秀だと自慢するのですから、まんざらでもないのでしょう。

面倒なはずないよ、なにもしないんだからー。

【アーヤと魔女】ベラヤーガを嫌う理由はミミズだけ?
今日は #猫の日 ですか。#犬派も転ばす猫文学 追加します!
— うゆ (@uyuuyuns) February 22, 2019
D・W・ジョーンズ/ 絵 佐竹美保
『アーヤと魔女』
ダイアナさんのハチャメチャな物語が楽しいのはもちろんですが、
この本は佐竹美保さんの絵がとにかく素晴らしい作品✨
とんでもなきお子様アーヤを助ける黒猫のトーマスが可愛い!! pic.twitter.com/FRBAgsV4HD
トーマスは、ベラヤーガを嫌っているのではなく、怯えているように見えます。
その理由は、ミミズ。

なんでミミズなんだろう??
どうやらベラヤーガは、ミミズを使ってなんらかの罰を与えるようですが、残念ながらその方法は描かれていないのでわかりません。

ミミズってところが、微妙に気持ち悪いね。
ただ、“ミミズ”といわれたときのトーマスの怯えた姿を見ると、過去に相当恐ろしい目にあったのは間違いないですね。

最大の理由はやっぱりミミズだった!
お土産はミミズのグミ🪱
— ねぎ (@neginegi_spl) October 20, 2023
ちなみにアーヤと魔女は見たことない😂 pic.twitter.com/Ox9mjolsZa
トーマスがベラヤーガに怯える理由は、やはりミミズ!
おとなしくベラヤーガの言うことを聞いて、使い魔としての役割を果たしていれば、怖い思いをすることはないようです。
なぜなら食事には、大きな魚がもらえていましたし、昼寝など自由気ままなところは、普通の猫と変わりません。

トーマスより大きなお魚一匹がご飯て、贅沢だよねー。
決して雑に扱われているわけではないようですが、一体何をするとミミズの魔法が発動されてしまうのか…謎です。
とにかく、“ミミズ”とひとこと言われるたびに、トーマスの怯え方は尋常ではありませんから、相当な威力を持った魔法なのでしょう。

魔女の得意魔法がミミズって、斬新だね。(笑)
あるとき、こき使われることに嫌気がさしたアーヤとトーマスは、ベラヤーガに”手が生える魔法”をかけて、懲らしめようとします。
それに怒ったベラヤーガは、とうとうミミズの魔法を使うのですが、アーヤはそれを回避してしまうので、実際にどんな魔法だったのかわからないまま。

ミミズの魔法がどんなだったか、見たかったなぁ。
ただ、天井から青と緑のカラフルで大きなミミズが、ボトボトとたくさん落ちてきたのは、衝撃でした。(汗)
もしかしたらあのミミズたちが、体中を這い回る…なんてことを想像してしまいましたが、それはもう気持ちが悪いですよね…。
ミミズから身を守るためにアーヤを利用したの?
アーヤと魔女「ぐねぐねミミズグミ」
— Mosuke (@Mosuke_ghibli) March 15, 2023
触った感じもなんだかホンモノみたいで😅インパクトがすごかった!
でも味は爽やか系ソーダ味で美味しかった😋 pic.twitter.com/AqrzRqJAGQ
トーマスは、”ミミズの魔法”から身を守るために、アーヤを利用して『あらゆる魔法から身を守る呪文』を作らせたのではないでしょうか。
トーマスはどうしたらミミズの魔法から逃げられるのか、ベラヤーガの手帳を見て知っていました。

したたかな黒猫だよねー。
ですが、猫であるトーマスには、どうすることもできなかったのです。
だからアーヤに近づいて、“今の自分たちにいちばん必要な呪文”だといって、身を守る呪文を作らせたのではないでしょうか。
ミミズの魔法は、それだけ恐ろしいものだということなのですね。

身を守る呪文を作ってくれる人を待っていたんだろうね。
この作品は「なぜ?どうして?」が多いのですが、すべて回収されずに物語が終わってしまいます。
ですから、トーマスが使い魔であることは間違いありませんが、それ以外は私の考察でしかありません。(汗)

いろんな考え方があって、面白いんじゃないかな。
なにが正解かはわかりませんが、「それぞれに違った結果を想像できる」というのも、映画を楽しむ方法のひとつなのかもしれませんね♪
まとめ

出典元:スタジオジブリ(作品静止画)
アーヤと魔女に登場する黒猫のトーマスは何者か、ベラヤーガを嫌う理由はミミズだけなのか調査しました。
トーマスは、ベラヤーガの“使い魔”だということがわかりましたね。

呪文作りに欠かせない存在なんだってさ。
さらにトーマスは、ベラヤーガを嫌うのではなく、ベラヤーガが使う“ミミズの魔法”に怯えているのではないかと。
きっと過去に、トラウマ級に怖いミミズ体験をしてしまったのが理由でしょう。

嫌いじゃないよね、美味しいご飯くれもんね♪
黒猫のトーマスが何者なのか、注目してみてくださいね♪